今日は四方山です。って、ブログだからいつもそうなんだけどね。

昨日、娘の小学校の参観日+懇談会だったので行って来ました。年に一度の日曜参観じゃなくて、平日にちょろちょろ3回くらいあるのだ。皆さん働き方もかなり変動的になってきたから、そのほうが都合つけやすいということか。

授業の話は今回は置いておいて、懇談会(夫婦で来ていても残るのはやっぱり母ですね~ 10名くらいが参加したか?)で最近気になることは?で出たのは、やっぱしネット。

イマドキは皆さん殆どお母さん方も仕事している方ばかり(9割がた)なので、皆さん勿論スマホ所持。
勝手に子どもがスマホ起動させて、ゲームダウンロードしていてやったりYoutubeだらだら見てて叱ったり。らしい。小1でもこうですわ、現実。

我が家はiPadあるけど通信契約していない特殊環境(私携帯持たない主義)なので、こういう風に勝手にネットに繋げないので結果水際で防ぐ形になるが、普通の家じゃ、まぁそういう訳にもいくまい。

お母さんがたの話を聞いて(私的には)謎なのが、TVもゲームも無いと子どもは手持ち無沙汰で困るだろう、という前提である。

・・・何故?

子どもは、暇で暇でしゃ~ない時間があるからいいのだよ。そもそも、遊び道具を何で大人が用意しないといけないのか?

無い場合はどうなるか(我が家です)。

勝手に自分が遊べる物考え出して、遊びはじめます。

そういうもんじゃ、無いですかね~~

と、声を大にして言いたい。何故、せっかくある「想像性をはぐぐむ隙間」を一生懸命ゲームなどで埋めようとするのか!?

記憶違いだったらナンなのだが、昔シャーロット・ブロンテとエミリー・ブロンテが何故小説家になったかというと、厳冬の冬に閉ざされて外にも遊びに行けず、おもちゃも飽きちゃってどうしようもない時に、姉妹でお話を作りあって遊んでいたのが始まり・・というのを何かで読んだことがあるぞ。

TVとかネットの怖いのは、ただ大量に流れ込んでくる物を無差別に受け取るだけの体勢になりやすい、という事だと思う。

何であれ、動画は「誰かさんが思っていること」が形になったもの。ですからね。いろんな意図がある。それ知って情報を見ないと(勿論このブログもそうですよ・笑)

スマホ、キッチリ、キーロックすればいい話では。とも、思う。

そもそも幼児の時に映像に子守させるのが、日々のスタンダードになっちゃうのは凄い危険。
凄い気持ち分かるけど!!忙しい夕方、ご飯つくんなきゃいけない、子どもをチョッとみてくれる親とか全然居ない、一人で24時間体勢でこどもの相手していて、くったくた、旦那さんは毎日深夜帰り、自分のために30分でも隙間時間が欲しい、で、映像に子どもを託す流れが・・(泣)。

TV嫌いの自分は、全く無しで乗り切ったが、別に幼児に映像絶対ダメ論者ではない。何をどの程度見せるべきか、考えて与えるのが大事じゃないかと考えているだけだ。

意図的に、殺戮とか凄惨な映像(特に動画)は子どもに見せないようにしている。かなり昔だが、かなり自我が確立していないと、子どもはその映像を「丸ごと体験」してしまう、という話を聞いた事があるからだ。

昔、10年以上前か?、小学生女子が父親を斧で切り殺しちゃった事件あったよね・・これ、何でもTVでやってたアニメの「死んでも生き返る」っていうのをそのまま信じてやってしまったという話だった。別に親が憎かった訳ではないというのが凄惨な話だったような。しかも、TV報道の後に、日本各地で同様の事件が多発。なんなんや!と思ったのが記憶に残ってる。

それだけ、小学生くらいの子どもって映像と自分を切り分けて見ることが出来ない、ということかもしれない。

ものすごい勢いで、いろんな情報が「手元」に流れ込んでくる「今」。結局子どもをまもれるのは、親だけかもしれない、と思う。