昨日のブログ記事の続きです。
来月11月12日(土)に、もえぎ設計さんの前スペースをお借りして行うワークショップの話。
3回目は、完全に30歳代~50歳代向けの企画。
そう、仕事に・子育てに一番忙しく時間が無い我々にこれから待った無しで、のしかかる問題は何か?
親の介護と、子ども(居たら)の養育費捻出。
それが、多分10~20年以内にどっと押し寄せるのは目に見えてます。
公的な支援はあんましアテにならないと思った方がいいでしょう。今は未だ何とか回してますが、我々の親世代は団塊の世代(私の親はもうちょっと上だけど)。人数のボリュームが凄い。
全員とはいわないにしろ、それが働く世代から大量に面倒見てもらう世代になるわけですよ。
昔の田舎のように、周りの人が近所の家のことをなにかと手伝ったりとかって今はあんまり無いですよね。
もし親が片方亡くなったりした時、貴方はどうしますか?
大体、ショックで残された親は精神的ケアが必要な状態になるでしょう。その残された親の相手と、死後処理を一緒にしつつ、日々しっかり稼ぐために働かないといけない・・となる人が大半だと思う。
今は結婚して出産しても旦那の稼ぎだけでは厳しくて働く人多いですよね。この先世の中はどうなるか分からないので、共働きは保険として考えると賢明な判断だと思う。しかし、ただでさえ急がしい毎日に家の仕事がどっと押し寄せてきた時に、相談したり手伝ったりしてくれる相手は居ますか?
その時にどうにでもなるさ、と考える人も居ると思いますが、私はハッキリ言ってそれって甘いと思う。
もの凄く稼ぎがあって専門職を雇ったり出来る人ならともかく、完全介護ってもの凄い料金らしいですよ・・それ、負担出来ますかね。
そういう点で見送る側としての「終活」について、基本的に知っておかなければいけない事は沢山ある。
先ず、病気の治療について。今日本は二人に一人は癌時代。
ナチュラリストは一般的な西洋医学的アプローチに関しては調べもしない人が多いと思うが、ある程度は知っておいたほうがいいと思う。癌治療は3種類に分かれるらしいですが、その中にはマクロビオテックは禁忌のものもある。それを知らないでうっかりマクロビ的アプローチをして、相手が体調悪くなったら元も子も無い。
それと具体的に受けられる行政の支援・保険について。保険もいろんな種類がありますわ。入るなら、どういう種類を選ぶのが賢いのか。人は死ぬと、残されたもの(お金)は全部遺産相続対象となるので動かせなくなります。が、すぐ入院費用とかでまとまったお金を払わなくちゃいけなくなるわけですよ。生命保険も申請してすぐもらえる訳じゃないので、何にどれくらいかかるのか(時間・お金)くらいはザッと知っておきたいですね。
葬儀について。これって信仰がある人ならともかく、無かったらどうするのか。単純に、葬式って一般的にどれくらいお金かかるのか知らんわ・・。お寺の人に知り合い居ても、まあ、ちょっと料金的なことって聞きにくいですよね。普通葬儀屋さんとかお坊さんにどれくらい払うものなのか。講師の板倉さんは寺嫁だったので、そういう突っ込んだところ聞けますな。
死後の届出について。暇な人ならともかく、役所届けに日中何度も仕事休めますかね。一度で済ませたいのなら、何を用意しないといけないのか。そこらへんも気になる。子どもが未成年だと別に届けが必要らしい。そういったところも知っておいて損は無いでしょう。
・・とザッと考えただけでも山盛りあるわ。2時間の枠で収まるのか・・??
今回もワークショップは前半一時間で講師の方にまとまってお話いただき、お茶しつつ後半一時間で質疑応答形式で話を深めるといった感じです。
まあ、今回の会は保険やさんとか行政が企画する「終活」セミナーとは一線を画したものになると思います。
何せ、葬儀のプロともいえる寺の人が身内を見送った時に、コレ、知らんかったわ~と気がついたことを是非まとめてくれ!とオーダーしております、私。
親兄弟のイザという時に、頼りになる自分になるために、今知っておきたいことがテーマ。死なれてから後悔しないために、終活について考えたい人の参加をお待ちしております
【親族が突然癌で倒れても困らない為に!リアル体験から介護・葬儀・各種手続きを学ぶ終活セミナー】
11/12(土)13:00-15:00
完全予約制 5,000円(茶菓子付き)予約は11/6(日)まで。
申込はinfo@zisoku.comまで「住所・氏名・参加人数・電話・パソコンから送付可能なメールアドレス」をお知らせ下さい。
開催場所・もえぎ設計(京都市上京区笹屋町通大宮西入桝屋町601番地)
お車の方は近隣パーキング御利用下さい。二輪車は近隣に専用駐輪場所あります。
問合せはzisoku.com(ゼンバヤシ)までお願いします。
FBイベントページ
親族が突然癌で倒れても困らない為に!リアル体験から介護・葬儀・各種手続きを
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