年末という気がどうしてもしない。例年通り、年賀はがきは来た人に出す、です。旧暦カウントで生きてるとどうも西暦がしっくり来なくなってくる。
いつの間にか普通葉書も62円の時代に。さらに出す人減りそうな予感。だってネットあるしさ。

さて先週行きはぐったので、昨日動法基礎の稽古つけてもらいに等持院へ。月一回だと結局、毎回振り出しに戻る。状態になるので、なんとか月二をキープすべく。

とはいえ、やっぱし、かなり忘れてる(汗)。年齢ではなく、私自身が単純に飲み込み悪いからです。本当に人より何倍も同じ事繰り返さないと覚えられないのよね・・(だから新技法が必要になったりしたら、しつこいほど同類本を同時に何冊も読んで丸ごと覚えるタイプ。効率悪い)。

今回は臥法の復習。座法も同じですが、ここでポイントになるのは「身体を縮める」動き。「太もも前側」と、「二の腕」を縮めるのを中心に稽古。これが、動きの動力の根源になる。

しかし!面白いぐらい、二の腕が使えない(笑)。ゼンゼンあかんやん。

いろんなやりかたで試した挙句、捕まれた腕を二の腕縮める動きで引く、というのでなんとなく感覚が繋がって来た様な。動法の動きは、筋力を使うという動きとは全く違います。

面白いのは、二の腕縮める動きで動かすと肩が自然と下がってくる。肩に無駄な力が要らない動きなんですよね。

しかし腕を捕らえている相手には、筋力で引っ張るよりこっちのほうが強力に作用。二の腕縮める動きで腕動かすと、取り押さえ続けるのは難しい。

二の腕縮める動法の動きで腕動かすのが、本来の「腕を使う」という形。なのです。これが、目下の自分の課題・・。制作の時の身体の使い方は間違ってるな~~と日々思ってはいるものの、何をどうすればいいのかが今まで良くわかってなかった。

意外と裁断って、対象物を固定させるのに左手で物を強く抑えてるんですわ。そして、肩こりとの闘いになる。肩こり原因は極端にすべてにおいて目を酷使しているのもあるが・・。

まぁ、この「腕が腕になる」という本来の動きを取り戻したら、いろんなことが凄い変わってきそうな予感。米とぎとか包丁持つのとか、全てに共通するんだよね。

どうもバタバタと動く習慣がついているので、それを改めるのも含め、稽古中の基本的なことを時々思い出しつつ制作の日々。