単純に昨日の記事の続き。だって、これはブログですから~(と言いつつ、キーワード記述はする私)
今回は「はならぁと」5開催エリアのうち、2エリア「八木札の辻」「今井町」を回って面白かったところの報告。辛口です。

先ずは京都駅から近鉄で約70分、「大和八木」駅へ。東南方面が「八木札の辻」エリア
駅南口(駅出口は実は北口南口一緒)のバスターミナルの東側のローソン前から道を東へ進み、旧市街に入る。300mほど進んでちょっと広い道(下ツ道)に出て右に曲がり、南進。駅から5~600mの小さな辻がなんと八木札の辻といわれる「日本最古の交差点」らしい。

はならぁと会場・八木札の辻交流館この辻に展示会場でもある「八木札の辻交流館」がある。すぐ近くのキュレーション会場に行くには、ここで道を聞いたほうがいいかも。基本会場入場は無料だが、4つのキュレーション会場のみ有料(全会場出入り自由の300円カンバッチか500円のガイドブックを買う)。実際に引率されて回った感想を言うと、地図無しで回るのはかなり厳しい。最初の段階でガイドブックの購入を勧めます・・

偶然か必然か、システムトラブルでキュレーション会場「好川別邸」の展示は見れなかったのでスキップ。下ツ道に戻り、ちょっと南にいったところの福島家・会場にお邪魔する。

はならぁと会場・福島家元々殿様が泊まる別邸だか旅籠だったというこのお家、入り口からして凄いです。まぁ、こういうことでもないと入れないでしょう・・丁度家の方が番をされていたので、建物の由来などお聞きする。八木札の辻エリアは元々、お伊勢参りの街道として栄えたところとか。地元の方は休日に徒歩圏内の周辺史跡エリア散策を楽しまれるらしい。建物も古く、100年200年は当たり前。残念ながら展示作品は会場の凄さに完全に食われてました。適当に置いてある調度(脇息とか衝立等)が博物館レベル。

さて、近くの八木春日神社のやりたい放題のインスタレーション(私には親父ギャグにしか思えなかったです)を拝見後、下ツ道を南進。ええかんじに長閑なJR畝傍駅を右手に見つつ線路を渡り南に固まっている会場へ。ここらへん、すばらしい書き文字の昭和な看板満載。殆ど「路上観察会」をしている気分で楽しめました。

八木札の辻2会場Waccaの夕方見たらかなり怖いであろう展示を見た後、お昼をどうするか悩む。お弁当を買って先ほどの神社で食べるか、展示会場でもある喫茶で食べるかどちらか。平日は各店舗の食事の準備も少ないので、要注意。今回10名越えだったので結果二手に分かれることに。私は先ほどの八木春日神社の近く(元来た道を戻りました)のカフェギャラリー「ジュク」さんでお昼。これにかす汁がついて600円と調度いい感じでした。

はならぁと会場・カフェギャラリージュクなかなかお洒落な感じで古い家リノベーションをしたカフェの「ジュク」さん、オーナーさんは女性で移住組。なんとこの店を自分で改修をしたとのこと。カフェ番をしている方に改修顛末のファイルを見せて頂きました。御本人にはお会いできませんでしたが、同じようなことをしたい人は是非訪れてみると良いと思います。

はならぁと会場・八木札の辻「カフェギャラリージュク」全般に展示作品と言うよりかは街の風景を楽しんだ「八木札の辻」。奈良独特のまったりかんを味わいつつほっこりの時間を過ごさせて頂きました。今井町については明日。