坊主カフェ・おやこで寺子屋「禅問答って何?」開催報告(雪柳庵)

臨済宗興聖寺 京都イベント情報・訪問記

昨日開催の主宰イベント「坊主カフェ・おやこで寺子屋」Ⅲの報告。
例によって雪柳庵企画、流石に三連続(10日→14日→18日)で疲れ気味。。(記述が追いつかん)

秋はイベント目白押し!実は終わった後、別イベント(たねまきプロジェクトさんのmumokuteki での大空小学校の映画「みんなの学校」上映&トークイベント)にも行ったのだ。そっちも含めの話になっちゃいますね。

今回の坊主カフェはテーマが「禅問答ってなに?」

禅宗での修行のひとつ「禅問答」は「公案」とも言われるんですが、一体何を実際のところはしているんでしょうかね?

というのを聞いてみたかったんですよ。これって、禅宗のお坊様にしか質問できない事項ですから(完全に自分の趣味でイベントをやっている)。

「公案」は1700ほどある(実際のところは600ぐらい)順に老師から与えられる課題。修行僧である雲水さんは、この問題の答えをひたすら考える。この問題っていうのも漢文で2ページほどある長~いものらしく、これを覚えた上で答えも出さないといけない。

で、テストの日というか締め切りの日に老師にあって答えないといけないらしいんですが。。大体、凄い考えないと、駄目。で、大概叱られて追い返される→しかし、外で待ち構える寺の人達に帰してもらえない→老師のところに戻っても答えは出ず。

で、とうとう心理的窮地に追い込まれる。

・・・という修行らしい(ホンマに逃げ出す人が居るらしい)。体を酷使とは違った意味での、厳しさやな。。

一応、正解とされる答えはあるらしいですよ。そこに辿り着く閃きを得られるか、といった感じなんでしょうかね。

修行を納めた和尚曰く「自分の考え方のパターン」っていうものから脱却する一つの手立てのような側面もあるんですよ。ということですが、誰しも気がつかないところで「前提」としている概念とか、考え方の癖とかがあるんだろうな。そういうところからの縛りを解くために、こういう形での修行をしているのかも。

今回も会は、座談会的に開催。いつでも質問OK。ウチの板倉×望月和尚だけで話すと、業界用語満載になっちゃう・・のは台風で中止になって録画だけ撮った第一回目で証明済み。

なので、「分かりません」というのを大事にして疑問は、合間合間にぶつけてみよう。と最初に案内ガイダンスをしてから会をやったのです。

これこそが、本当の意味での「学び」だと思うんですよね。

先ず、大人が学ぶ姿を子どもに見せないといけない。

現代多発している社会的な問題・行き詰まりの原因は、中年の我々が受けた教育が「初歩的な疑問を持つことへの否定」「考えないことをよし」とするものから来ているのはないか・・と私は思うのです。

それぞれの考えをその場で述べて、集団としての新しいやりかたの「何か」を見出したり合意を形成する訓練、というものを私たちは幼少時にうけてきていないんですよ。だから、実際の現場で忖度ばかりして、何も問題解決に向かわない。

いつも社会問題を考えるイベントに行ったりしても、話聞くだけじゃ駄目だ!という思いを抱えて帰る事になるのです。我々には、具体的な訓練が必要。そういうことを、小さいイベントや発信としてコツコツやって行きたいな~ と思っています。

すぐ解決しないテーマを考え続けることが大事。そして、自分がやれることを地道にやっていくこと。

昨日参加頂いた方からは、「実際に参加しないと分からない・・ビックリした、NHK教育テレビの収録を生で見せていただいている感じ。」という嬉しい感想を頂きました。提供する内容のクオリティ(ほんまもんであるかどうか)には、こだわってます。継続して雪柳庵、ご注目下さい!

臨済宗興聖寺

坊主カフェ・おやこで寺子屋3

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