昨日は午後から、はるばる東天王町近くの左京東部いきいきセンターへ。3部構成の今回は本来朝カフェなのに夜までのスペシャル企画。
いつもは別場所で早朝にやっているらしいですが、前々から気になっていて時間はOKなんだけど遠すぎていつもいけない・泣。ついに昼バージョンもあるとのことで、「左京区の朝カフェ」に参加してきました。

どういう形式で会が行われるのかというと、まず簡単な全体の流れの説明。

4~5名ずつのテーブルがセッティングされているのだが、先ずA4紙の裏を4つに区切って名前(ニックネームでもOK)・今回参加の理由・自分のプロフィール(又はテーマ)・今回の会のテーマ「食とアート」についてのコメントを書く。最初の20分で最初のテーブルに座ったメンバー全員がこの4つについて自己紹介トークを行う。

次に今回の「食とアート」に絡む5名のテーマの提案者を募り、各テーブルに振り分け。
5名がそれぞれ各テーブルにガイド的に座り、参加者は興味あるテーブルに移動。
最初の自己紹介と同様に、テーブルごとに20分で提示されたテーマについて端的に自己紹介した後にテーマについて意見交換を行う。

これを2セットで終了。2時半から5時までの会、あっという間でした。
全体で3回喋る機会があるわけですが、初めて会った人に端的に自分の紹介・自分の主張をするのってかなり鍛えられるね~
かなり面白かったです。

それとテーブルごとのガイド担当になる人の力量というか、テーマを提示する人が「話し合うこと」についての意識があるかどうかで、話が広がりをもつかどうかがかなり変わるな~と思いました。

そして私、ダニエル・ピンクの著作人を動かす、新たな3原則で記述されていたことを思い出す羽目に。

この著作の中でインプロ(即興)のクラスの話が出てくるのだが(ピッチについての章です)、一つのエクササイズの中で数人のグループを作り、一つの提案にたいして「はい、でも(イエス、バット・・)」と頭につけて受け答えするようにする。そうすると、大概否定的進行となって、計画はぐるぐるして何も誰も動かない方向へ展開になる。こういうときはどうするか。
(今回うっかりこれやっちゃいました・汗)

意外と私自身もそうであろうなと思うのであるが、会話中で自分が思う以上に「ノー」とう否定のメッセージを発しているのだ。
会話における技術として、受け答えは「はい、それで」と言うようにすると会話が可能性に向かっていく事が多い。

お互いの主張をして終わるところから、新しい展開を見出す会話の技術を身につけたい。

これから重々気をつけていこう・・と思うのでありました。人と話をするのは大事だね。