洋裁の型紙についての考え方(洋裁教室コモノ)

台風接近!ですね。何故日本列島に?というコースで台風二つ。収穫間近の米他作物に影響が無いのを祈るばかり。
さて、昨日は異様に盛り沢山の一日であった。

午前の洋裁教室では見学の方が見えられ、いろいろお話伺いました。

聞けば、今まで二つの洋裁教室に通ったがどちらにも見放され、新しいところを探していた由。
体形大柄な方なのですが、何故か着ている服が歩くと前が上がって後ろに流れてしまうらしい。肩線が後ろに回っちゃうんですね。

型紙の操作で前方の部分に運動量を足してあげれば解決すると思うんですが、いままでの先生はそういうアプローチをしなかったらしい。後から習った先生は文化服装出身の実力派の方とのこと。昔、私も文化服装のベーシックな授業の中で体形別補正というのをやりましたよ。文化出身だったら知ってる筈なのですが大いに謎。

見学の方はもっと本格的にパターンを勉強すべきかどうか悩まれてましたが、洋裁のプロになるのが目的ではなく、自分の体形にあった服を作りたいのだから、逆に理論にこだわりすぎるとお金と時間の無駄になると私は思うのです。

厳密には私は洋服のプロではないので、一緒に立体ベースで体形にあった繰り返し使いそうなデザイン原型を作りましょうと提案させていただきました。

ついでにいうとよく洋裁って自分の体形原型つくってゆるみとって平面作図しますが、あんまし意味無いと思うんですよね。

一回きりで再度作る予定がない服なら、直接囲み製図(寸法とって平面で引く製図)で充分じゃないかと。
繰り返し作る可能性があるデザイン(例えばシャツとか)ならベーシックデザインのシャツ原型を作っておき、そこから型紙を作ってしまったほうが頭の中のイメージと出来上がってくる立体との誤差が少ない。

最初に平面で引く型紙はあんまり宛てにならないので、しっかりトワル作成又は仮縫いをするのがよっぽど大事だと思います。
なんだかんだ言っても洋服は立体。素材の落ち感と運動量という問題が常につきまとうから、実際着て見ないとわからない。

見学の方は今月末の回からじっくりとチュニックベース型紙を作ることになりました~!

洋裁教室コモノでは、このように必要なところだけギュッと圧縮して技術を教えることをテーマにしたいと考えてます。
同じような所でお悩みの方、是非お気軽に御相談くださいね。

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