小2の娘が、算数のプリントを目の前に唸っている。
最近はものさしを使って長さを測るというのが、どうも学習内容らしい。竹尺は反って使いにくいので、プラスチック製のなんちゃって竹尺を共同購入させていただきます~って先生が懇談の時に言っていたな。
娘はペケがつけられたのが、どうにも気に入らないらしい。
見てみると目の前の紙は宿題のプリントじゃなくて、学校の授業で使ったプリント。お直しを家でやってこいということだ。
どれどれ?
いつもは逐一宿題なぞチェックしない放任育児の私であるが、あまりにも五月蝿いので覗きこんだ。
プリントに細長い四角が描いてあって、その長さを測って答えを横の括弧内に書け、ということらしい。( cm)。の中に、19と書いてペケもらったようだが、どうみても描かれた四角は10センチ前後だぞ。
さっきから、娘は9が、9がと騒いでいる。じゃあ、先ず測ってみようよ。と定規を当てると、四角の長さは10cm9mm。
他の問題は( cm mm)という解答欄なのに、ここだけ( cm)と書いてあるので、どうしたらいいか分からなくなったらしい。
よくよく聞くとcmとmmは習っているが、小数点は未だ習っていないよう。なんだ、先生は答え11cmのつもりで四角描いたが、実際には10.9cmになっちゃったということだな。単純に問題が正確に描いてなかっただけである。
じゃ、答えの欄には(11cm)と書き込んで、横に並べて(10.9cm)と書いておけ。
と言ってプリントに書き込ませた。
先生はな、多分11cmの答えのつもりで問題出したけど、多分ちゃんと四角描けてなかったんや。みー(娘のこと)がそこのところ凄く気になるのは良く分かる、お母さんも同じようなところが気になる子どもやったからな。
と言っておいたら、納得したようだ。
1mmの違い、わずかな違いといえるだろうか。
こういうところを、大事にしたい。子どもの信用、無くしたくないしね。
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