明日参院選だ。
二枚投票の比例代表のほうは誰にしようか悩んでネットにつないで調べていたところ、テロのニュースに引っかかった。

日本ではあまり報道されないが、トルコなどここ数年テロリズムが頻発。おぞましい事になっている。

つい先日バングラデュで又、日本人7人が犠牲になった。昨年10月に引き続き二度目だ。

昨年10月に人質になった日本人二人は、結局殺されてしまった。その際ISがハッキリと、阿部首相のイスラエル国旗を背にしての「テロ撲滅」発言に対しての報復であると声明を出している。

今回もネット上での情報を見る限りでは、ISの関与が疑われている。ISとは、所謂「イスラム国」。インターネットを駆使し、潤沢な資金を持つ彼らはどんな集団なのか。人身売買をし、そこから資金を得ているらしい・・

ザット調べて見ると、いろんな国の貧困・差別がこういう過激な集団に組する人を産む原動力になっているような気がする。

今回のテロも、最近テロに強力な対策を表明した国(イタリア人と日本人)が犠牲の中心となった。

普通に考えれば、政府・政治のトップがこの状況でテロ撲滅を唱えるのは賢いやり方とは言えないだろう。言えば言うほど、海外在駐の自国人の命を危険に晒す事になる。

今回犠牲になった日本人は「私は日本人だ、殺さないでくれ」といったらしいが、残念ながら今やもう日本人だから紛争から免責される状況では無い。テロリストたちは、日本が急激に戦争したがる国に変貌しつつあるのを見破って居るのだ。

ここで今や日本が国際的にどのようなポジションをとるのが一番賢いのかを考えた方が、いい状況に来ていると思う。

攻撃に備えて軍隊・軍備を持ったって、無意味。日本は国内に原発を作りすぎである。

ここミサイルで狙われたら、一発で日本は壊滅。これに異論を唱える人は居るまい。

日本は基本的に丸腰なのだ。理想主義と言われようが「完全非武装・平和主義」しか、狭い国土しか持たない我々に残された選択肢は無いと私は思う。

やられたらやりかえす、という報復の連鎖から次の段階に人類丸ごと進化するために、日本人が出来る事はこれから山ほどあると思う。