もぐら叩き的に昨日は過ぎる。
午前は洋裁教室だったので、二週間ぶりに生徒さんと会う。継続してシャツ作成の相談にのる。勉強好きな方でご自身でいろいろ本資料を見て家でも作業されているが、市販の本の解説って何から何まで書いてあるわけでもないので?と思うことが多いそうだ(布目の方向でさえ、本によって違ったりする)。
台襟付きシャツカラーを綺麗に仕上げるには注意すべきポイントが沢山あるので、細かくお伝えする。
実際に布で服を作る時は布の厚みというのを考えて作らないと、エライ事になります(合わせ目がひっくり返ったり、シワがバーンと出たりとか)。
それが所謂「パターン操作」と呼ばれる作業ですが、抑えるべきポイントというのはいろいろあるのですよ。
市販の型紙付本を見て作ったものの、出来上がった服はイメージしていたものと全然違ってイマイチ・・の原因は、そもそも条件が違っているから(布材料も着る人の体形も本とは違う)というのと、この仕立てする時のパターン操作・細かい手順に関しての記述が無く上手く作れない。というのの両方の理由があるのだと思います。
細部に神は宿り給う・・ではないですが、ちょっとした作業の手間・気遣いのあるなしで仕上がりは全く違ってくるもの。これは別に服だけではなくて、全ての事についていえる事なのかも知れませんね。
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