最近、鞄屋状態の私。

全然帽子作って無いから、自称変更しようかとホンキで考え始めてます・・やっぱ、服飾作家とかが順当かな?英語表記だと、小物系は全部アクセサリーなんだよね(でも服も作るし、ややこしい)。

someoriyoshidaさんとのコラボ鞄は次々と注文の話いただけて、有難い限り。まぁ、普通はありえない格安設定だしな・・ウェブ販売だからこそ、というところはあります。

基本「遊び」のコラボプロジェクト。肩の力抜けた感じで作り手として楽しめる範囲で、欲しい人に実用性があるものを。といった感じの企画ですが、ぼんやりと次こんなの作ろうかなと思ってたら、客注が入るのが面白い。someoriさんは着物の布作家さんなので、コラボ鞄も和装のとき持つ設定。でも着物のときと限定せずに鞄作るとしたら、やっぱり斜めがけ鞄かな~

と思っていたら、なんと京都のお知り合いの方が注文して下さることに。ありがたや~
先にsomeoriさんのサイトブログにて記述(かのさま|染織吉田)していただいているので、こちらでもオーダー主名「かのさま」で書かせていただきますね。

さて、一回目打ち合わせ。
鞄本体の形はこの段階では未だ実物型紙が出来ていなかったので、自分がエコバッグとして使っている斜めがけ鞄を下げてもらう。

チョッと大きい。普段から出先で紙モノ(A4)をもらうことが多いので、はみ出てもいいからギリギリ入るサイズで小ぶりなのがいいな~というご要望。確かにそのほうがバランスよさそう。

そして、使用布はどんなものにするか。何度もお会いしているので、かのさまの大体の雰囲気とお似合いになりそうな色目というのはすでに把握。地域の役目を何役もされてとにかく忙しい方(京都人にありがち)なので、someoriさんから預かっているサンプル布を持参で選んでもらう。

やっぱり、モノがあると話は早い。事前にもえぎ色系~ という話は聞いていたのですが柄は丸より四角がいい、という話に。全部新たに織ってもらうより今回はパッチワークの方が細かく絵画的になって、かのさまには似合いそう。

これをベースに構成考えることにして、先ずは不足分をsomeoriさんに織って貰うことに。

ということで大体の枠は決まったので、毎度の紙による実物大試作(以前話題にしたけど、再掲)。

布に関しては、勝手にいろいろ要望をsomeoriさんに伝える。

う~ん、日本画って感じ。竹内栖鳳とか?
ちょっとシャイニーな感じ。ラメ入れてください。

とか、かなり乱暴ですが言いたいこと言ってたら、足りるかな~というメッセージと一緒にこんなのが来た。

うわ、ドンズバリやわ。さすが・・
(写真じゃ、色目とか質感出ないね・・実際は淡いもえぎ色系です)

もう一度お会いして実際に実物大試作を下げてもらい、型の確認をしてから次の作業にすすみます。