「東寺と三十三間堂の仏像を見学する会」報告(雪柳庵企画)

京都イベント情報・訪問記

昨日行いましたミニイベント・仏像を見る会から。すんませんがHP上で(雪柳庵・このブログでも)全く告知なしで開催。そもそも板倉が息子達を仏像を見に連れて行くので、友人達も一緒に如何?企画。なぜかFBイベントページを上げたら、妙に注目されてしまい。

連日の猛暑の中、お堂の中も暑くてそうそう長時間佇めないだろうと推察。
仏像の専門家である板倉が、お持ち帰り用の資料を用意して開催。凝りすぎ注意を言ってたんですが、本人としてはサワリの解説文でもやっぱりそれなりの量になってましたね(10p)。

9時半集合でも、すでにかなり暑い。
東寺の入口付近で導入と注意(お参りの人も居るので、お堂内では随時板倉に直接質問するかたちで今回は開催)の説明後、講堂・金堂へ。

御堂内は撮影禁止です。国宝ズラリ。梵天さんと菩薩さんと如来さんの違いを実地にみて説明してもらえる贅沢さ。印結んでいる形で何如来さんかが分かるというのを初めて知りました。

参加者にお坊様もいらっしゃったので、ダブルで話を聴けてラッキーでした。お堂の沢山の仏像は、人の内面の形を現したものでもあるそうな。まだ識字率が低かった時代、このようにリアルに形で表現されたほうが説明しやすかったんでしょう。

この頃の仏像を作る人と御堂を作る人(宮大工)は一緒だったらしいですね。今まで博物館で仏像を見てもイマイチピンと来ないなと思っていたのですが、理由判明。そもそも礼拝する人の見る位置など全体を計算されて作られているものなので、彫刻作品として単体で見るものではないという事が実際に見るとよく分かります。

全体の空間の中でこその仏像。 あくまで宗教上のものですね。バーチャルに体感することによって仏教を体感・理解させようとしたのでしょう。

色々聞くと、弘法大使(空海)さんって、物凄いアクティブな仕掛け人というか、プロデューサーのようなおもろい人やったようです。当時のお坊さんといえば、最先端技術を中国から持ち帰る人であり、学者でもあり技術者でもある。今生きていたら絶対VRとか使って、仏教世界のバーチャル体験イベントとかやってたに違いない・・という話がメッチャ面白かったです。

歴史の世界って、受験のように記号化したものをひたすら丸ごと覚えるだけだと苦痛ですが、あるキーワード(今回は仏教&仏像)での展開で見ると、大きく広がっていくものがありますよね。

あくまで人がどのように関って、どのように変化してきたのか・・そういった話を含め、こどもに体験させる貴重な夏休み企画となったのでした。

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