毎度ですが、用事に完全に追い越されている今日この頃。もう大地の再生関係の記述してられませんわ、興味ある人は自分で直アクセスしてくだされ。ということで、記述前後したが日曜に開催した自主企画イベント・おやこからだづくり入門講座についての報告です。6月に一度タイトルはこども~であるが角南師匠の講座を行ったので、今回はⅡとさせていただいて開催。

結局、蓋をあけてみたら前回から継続で受講の方は居られず・・・で本当に「入門」を意識した講座になりました。

まず、稽古するようになれば最初に行うのは「座法」。コレ、何かっていうと所謂正坐です。
なにはともあれで、これがちゃんとできないと愉気そのものが出来ない。

で、座法をするには、最初にどう立つかが問題になる。ここから入るわけですが今中年の私達世代、いかに小学校時代の「キオツケ」に毒されているか、がやってみると分かるんですわ。

あの「直立」は日本人本来の立ち方ではありません。よく炎天下で長~い話聞かされて貧血になったりしましたが、そりゃそうです。無理なんですよ、そもそも。あれ、軍隊で兵隊さんに強要する緊張させる立ち方ですから。

本来「立つ」というのはもっと膝抜いて、腰落とす形。しかし、教育とはオソロシイ。6年かけて習慣づけられているので、もうどうやって立つのが本来なのか分からんように皆なってる(泣)。

とにかく「立つ」のはこの形です・・というのを自分で重心を体感しつつ行えるようにするにはどうすればいいのか。ということで今回角南師匠、いろいろ仕掛けをご用意くださいました。まぁ、場所が明倫こども広場さんの枠組みで使わせていただくので、子どもも忘れず意識して下さい~~という私のオーダーもあったのですが。

何使ったかって、ダンボール製の板と新聞紙の筒。最初、座布団とかある?と聞かれたけど場所に無かったので、どうしようかとイロイロ言っていたら、先生自ら夜なべして作ってくださることに(汗)。広げた途端、子どもは勝手に遊ぶね・・

ここをくまなく踏んで渡ります。小さいアスレチック的な感じ。写真の方、少し不安げな足取りですね…。

筒の中に足踏み込むのは、降り積もった雪の中に足を入れるイメージで。足裏水平に運ぶ。見本はこんな感じ。

すり足で後退すると、使用前使用後的に体の重心が安定するのを確認。

大人をおんぶするのも、おんぶする方・おんぶされる方両方すり足してからやると断然軽く出来る様になるのをデモンストレーション。自分でやってみるとこれはすぐ分かるので面白い!

いろいろやってから、又ダンボールアスレチック(?)をするとあら不思議、皆足取りが軽くなっているではありませんか。

最後に坐法の紹介で終わったのですが、オオボケでこのコマ、ビデオを回し忘れ動画無しの大失態… うーんスチールとビデオと音声管理一人三役でイベント運営はやっぱりむりやな。

といったところで終了。おんぶのところで、これから親の介護役必須の中年世代、今のうちに自分の体整えておくべし、とチラッと思ったのでした。

又来年、開催出来るかな?よく分かりませんが、ご縁があれば。同じ条件で出来るかどうかはわかりませんが、興味ある人につないでいけたらと思っているところです。