前回、野袴の型おこし風景を載せたら、けっこう反応あって少し驚く。
日本人なのに、なんで洋服着てるんやろ。・・・とず~っと思っていたのだが、多分ぼんやりとでも同じように思っている人が意外と多いのかもしれない。

生まれたときから洋服なので着物着れないし(所謂着物着る、という着付けの仕方で)、一式ちゃんと持っていないが、よ~かんがえたら自分の民族の衣装を着れない(持ってない)のって日本人くらいじゃないか・・。変だよね。

それと、もう一つ疑問に思っていたのだが、着物を着ると労働しにくいっていうのも何かなっていう。今「着物姿」と認識されている着付けもろもろって、実はかなり特殊な晴着着方の様式の一つじゃないかな~という気がする。着るのに補正でタオル入れたり、板入れたり。そんなん、普段できんやろ。

実際に江戸時代以前の日本人(労働者たち)って、どういう格好してたんやろうか。

今着物風で作業着となると作務衣を皆さん来ているが(坊さんとか)、ウエスト皆ゴム。それ昔は無いし。男性の前開きがファスナーだったりして、やっぱ少し違和感(機能的だけどね・笑)。

と思い、昨日中央図書館でフッと資料無いのかな・・と思って司書の方に聞いてみたら、凄い凄い。検索駆使して瞬時に沢山調べて頂いた。たまたま、コレかな?という本に限って貸し出し中だったので、取りよせ予約。下手に自分で探そうとせず、こういう場合は図書館使ったほうがいいですな・・相手は調べもののプロ。あんまし司書の方に依頼し無いので知らんかったが、やっぱり専門家は利用した方が良いですね。

昔、東京の地下鉄でコミコミ車両を見るたびに、皆着物着てたら、こんなにビッシリ自ら積み込まれようとしないやろうな~~ という変な妄想をしていた私。

身体感覚と、着るものって関連性あるような気がしているんですわ。

ということで考えようとしたら、いろんな方面から情報とか材料提供とかあったりで、やれってことかな・・という状態。

サンプルの段階で、身体感覚系の周辺の人に見てもらえる環境にいるのも有難い状態ですわ。someoriさんとの鞄コラボも平行してですが、結構面白い展開やな。と思っているところです。