今日はうららかな良い天気である。出かけよう~と娘がうるさい。

自分が小2の時は勝手に子どもたちだけでまとまって遊んでいたので、不思議で仕方が無い。イマドキは、どこにでも親つきがスタンダード。面倒くさいといったらない。とはいっても、こういうのもあと数年なんだろうけど。

今のところ、型おこしに追われる毎日。

稽古着も、もうちょっと型練り直したいのでいろいろ調べたり。
図書館に早速、頼んだ本きたので見に行ってみた。

男性の日本の衣服といったくくりで取り寄せて資料みてみると、野袴のスタイルは結構古い。武士階級台頭以前のスタンダードスタイルですな(写真は室町の物売りの再現ページだが)。


脚絆つけたら、まさに稽古場で皆さんお召しになってる格好と同じやん。結局、この組み合わせが一番動きやすく労働しやすいということなのだろうか・・。

本読むといろいろ新しい発見が。ゆっくり読んでられないので文章も斜め読みだが、染が織より何故か格付けが高くなったのは、せいぜい江戸から。とか(何故なのかずっと不思議であった私)。足袋は元々、革製で脛もくるむくらい長い形で紐で留めていた、とかいろいろアイデア満載。

たまに昔の資料にあたるのもいいものです。この日本で洋服+靴履くスタイルなんて、せいぜい数十年なわけで、数百年の歴史の流れから見て見たら一過性の風俗に過ぎない。

しかし昔ながらの洗い張り・仕立てなおしを家で流石にやる気にもならないし、洗濯機使えるということを考えないと大変や~。

ミシン仕立てで、どんなもんが作れるやろう・・と今ぼんやりと空想中です。