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奄美3

Simplelife Lab シンプルライフ研究所にようこそ。
「シンプルライフ研究所」は服飾作家である私、ぜんばやしが十年程前からイベント開催やブログ・SNS記述などで行っている活動の総称です。

社会問題に全く関心がなかった私が、色々な事に気がついたきっかけは2011年の原発事故でした。
当時1歳の娘を抱え、シングルマザーとして非常にタイトな日々を送る中で知った、驚きの事実。

それは一見便利で快適な日本社会の「普通」の生活が、自らの足元を凄い勢いで食い尽くしていこうとしている現実でした。

残念ながら五十代の我々世代は、この問題から逃げ切れないようです。
しかし周囲を見渡すと、この現実が身に迫っているということ自体に気がついていない人が殆ど。
いや、問題があるということは前々から報道されているから「知っては居るけどね」で、行動に結びついていない人が殆ど。という表現の方が正しいのかもしれません。

そんな中、今後生き残っていくにはどうすれば良いのか?
鼻先に吊るされたこの命題を何とか解決すべく、先ずは問題そのものを共有できる仲間を増やすべく活動してきました。そして十年経った今、違った局面に来ているのを感じています。

これからは自ら行動する人に、望むものが与えられる。社会の枠組みという幻想が崩壊している今、難しく考えなくても身体が望む方向へ行けば何も問題はない。
そのような不思議な予感もしているのです。

そして気がつけば十年学び続けている野口整体。
妊娠をきっかけに知った世界ですが、これから生き残るために必要な道標のように感じ、ずっと学び続けていいます。

人の生死の分岐点に位置するものは、「美を感じる力」。

野口晴哉氏に問うた時、即答されて跡を継ぐことを決意した。と身体教育研究所の公開講話でお話されたダン先生。

18の時に美に生きる事を決意した私が、身体教育の世界に結び付けられたのも必然なのかもしれません。

これからは、自分が美しいと思うものだけに関わっていきます。


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