震災から9年目。妙に生ぬるいような、微妙な心持ちである。
毎年3月11日を迎えるごとに、この一年で自分は何をやってきたのか、やっていくのかを振りかえるということになりそうである。

世間はコロナウィルス感染拡大のニュースで、もちきりである。

しかし震災直後、だれでも放射能被爆の影響により免疫力が下がりやすくなり、年中感染症の集団感染で大騒ぎするようになるだろう。という話を聞いていた者としては、色んなものがわかりやすい形をとるようになったな。という感想である。

放射能被爆者は目に見えないが、感染症にかかって重篤化した人は目に見える。
今はじまった話ではではないのだ。

被爆についてある程度勉強した人は自己免疫を上げるために、もうすでにライフスタイルそのものを変更してる。
もうコンビニやスーパーで飼い食いしないし、エネルギーを無駄に使わず楽しむ術も知ってる。
これからはそれを、興味ある人にシェアしていくだけで良いのだと思ってる。

それとそろそろ「災害地」が自分の周辺である、ということがありうる時代になってきた。

実際に大災害が起こったその時、どうなるのか。
そこについて、今、知っておく必要がある。

宮城のママ友さんに、あの福島県浪江町町長の口述筆記の記事を紹介していただいた。
これは、すごい記事である。よくぞ取材したなと思う。

「復興五輪」の現場から⑥ ある町長の死(1)三浦英之
https://imidas.jp/olympic/?article_id=l-89-006-20-02-g787

上記リンクは一回目の取材のページにしてみた。
連載シリーズなので、私はオピニオンの一覧のページに戻って4回目まで一気に読んだ。5回めの連載UPは明日3/12の予定だそうである。今から楽しみ。

オピニオン 連載一覧 https://imidas.jp/column_list

こういった実際の話の検証こそが「政治とはどうあるべきか」を考えるベースになると思う。

必読。ぜひ興味ある方にお伝え下さい。