2.11後の日本でこれからを生き抜く知識を持つ為の必読書一覧。読むかどうかは貴方次第。本質を知って生き抜きたい人の為の、未来への基礎知識的9冊の本の紹介。_______________________________________

野口整体の世界を全く知らない人に、最初におすすめするのにどれか適当か?と考えると、やっぱりこの本。晴哉先生の著作は沢山あり、どの本も学べば学ぶほど深くなるという不思議な内容ですが、回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3)を読めば直ぐ分かる、膨大な実践からの知恵の重みは計り知れません。まず身体の感覚を取り戻すことが大事ということを、気付かせてくれる内容。必読。
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水俣病の問題を世に知らしめた本として、あまりにも有名な「苦界浄土」。読んでみると分かるが、ここに描かれる不知火海一帯の風景はあまりにも美しい。これが数十年前はあらゆる地方に当たり前にあった、原風景的な日本ではないだろうか。詩人でもある作者は社会問題の告発をしたかった訳ではなく、周囲で起こることをただ小説にしただけなのかもしれない。ただ、そこで起こって継続している出来事のあまりの残酷さ。この後に日本全国で起こった社会悪が同じように経過して行った事を思うと、歴史というものを考える上でも重要な著作。美しい日本語表現も含め、次世代に引き継ぎたい本。
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現実に起こってしまった原発事故の事実から何を学び、これからどう行動するべきかを考察・具体的に記述した実用本。著者は2012年3月に物理学者の矢ケ崎克馬氏と共に、内部被曝 (岩波ブックレット)を出版、被曝について一般にも理解しやすい形で端的に記述。私、その後にどのような本を出すのか期待していました。原発事故に限らずあらゆる災害に共通する問題は「まず、自分のいのちを守る為の行動をすぐとること」を阻む「正常性バイヤス」という心理が働いてしまうことなのだ、と指摘。原子力発電所の再稼動が日本国中で検討される中、まず自分自身のいのちを守る為に前提として知っておきたい内容が記載されている本。