この表題に、ドキリとした人は多いと思う。そして今まさに、どう話しするのがいいのかな~と思って居るのが私。

2/5(月)中京区の現役小学校教員が逮捕された。容疑は、中学生女子へのわいせつ行為の疑い。勿論、相手が未成年者と知っての犯行である(詳細:京都新聞Web記事)。

昨日私はこの小学校に通う子どものママ友さんから、このニュースは知らされた。狭い京都、中京区の小学校に通う親子の間ではもう知れ渡っている話のようである。

昨年から「いのち作戦会議」という性教育のプロジェクトをやっているが、メンバー助産師あいこさんが自分の家での会話例を公開してくださいました(FB「助産師あいこさんち」投稿)。これは・・!非常に参考になり、ホンマにありがたい。FBでシェアしたが、SNSを活用しないママさんも多いと思うので、ブログでも改めて話題にすることにした。あいこさんから全引用のOK戴いたので、そのまま以下に転載。

あいこさんちでは子どもがすでにこの事件を知っていたので、その前提に話がされている。我が家のように未だ子どもが知らない場合は、又違った形での話し方も必要な気がしている。どちらにしろ、性についての話はお互いに信頼関係がないとしにくい話題。
常日頃、大事なことは親子で話ができるようにしておきたいな・・と改めて思ったのでした。
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【身近な性犯罪〜子どもへの会話例】

先日、京都市内の小学校の現職教員が、中学生女子へのわいせつ行為で逮捕されました。

とても近くの小学校で起きた事件、
友人である保護者からの不安の声が、
私の元へたくさん届きました。

学校は、子どもらに
「ルール違反をしたから捕まった」と、
説明したそうです。

低学年の子ども達は、
「.どんなルール違反なの?」
と、上級生や保護者にたずねており、
またその対応に困っていると。
今夜、保護者説明会が開催されるそうです。
学校も対応に追われ、本当に大変なことと思います。

幼児期から、性について話せていたら、
子どもへの説明は簡単なことだと思います。

以下、私流ですが、小2男子の息子への説明文を記載します。
息子を抱っこしながらゆっくりした口調で話しました。

わたし)〇〇くんの小学校で起きた事件は知ってる?

こども)うん。聞いたよ。先生が中学生の女の子に悪いことしたんやろ?

わたし)悪いことって、どんなこと?

こども)からだやおっぱいをさわったりしたんやろ?すごく嫌や。

わたし)そうだね。すごく嫌だよね。その男の人は、女の子が好きな人だったけど、小さな男の子が好きで触りたいなぁって思ってる人だっている。そしたら、君だって、被害に遭うことだってあるよ。

こども)絶対、いやや!俺だったら、ネットで知らない人と話さないし、まず絶対合わない!

わたし)どうして、女の子は見ず知らずの男の人と会おうと思ったんやろね?

子ども)その女の子は友達とか、先生とか、おうちの人に相談したらよかったのに。知らない人と会ったらダメだよ。

わたし)うん、そうだよね。でも、女の子は、近くの誰にも相談できなかったかもしれない。
辛かっただろうね。
女の子は相談したいことがあって、
メール通り優しく大人の人にお話を聞いてもらえると思ったから、見えない相手と会ったんだろうね。
でも、会ってみたら、かわいいねって、女の子の身体に勝手に触れてきたんだろうね。
悪いタッチそのもの!
相手が大人だったから、もしかしたら、みんなに言うなって脅してきたかもしれない。
ギュって押さえ込まれて逃げられないようにされたかもしれない。
愛し合う人同士が触れ合い、抱き合うことはとてもあたたかくしあわせなこと、だけど、片方の人だけの勝手な思いで無理やり相手の身体を触ったら、それは犯罪。(ルール違反。)
相手の人はとても傷つくよ。

こども)当たり前や!

性行為を性器の挿入に論点を当てすぎると説明しにくくなる方も多いと思いますので、上記のようにお話してあげるのも良いと思います。

しかし、科学的に生殖行動として、別の機会に教えてあげることも大切です。

加害者に気をつけろ!ばかりではなく、被害にあったらどんな辛い思いをするかも是非子どもには話したいところです。

特に、男の子。
AVには暴力的なシーンも多くあります。
虚像と現実の間を線引きできる人になってほしい!