昨日初めて比叡山行って来ました。息吹の笛の集いで。
余りにも内容が濃かったので、朝からかなりボーっとしている私。
ええかげん仕事しいや~って感じですが、今納期決まってない仕事一つあるだけなので、ちょっとボンヤリを楽しむ感じ(って、焦れよ自分)。
前置きで今回の小旅行ついてちょっと説明すると、笛奏者・雲龍さん作の息吹之笛(岩笛に似たオリジナル笛)を持って、野外に出て吹いてみよう!というフィールドワークショップ。今回第一回目ということで、企画者小野さんのすいば(特別にお気に入りの場所)を案内していただけるということで、行って参りました。
京都市内に居ると、何時でも行けるや~ と思って、意外と行かない北部方面。貴船は行った事あるけど、比叡山行った事無いわ。地図見るとケーブルあるし道もついてるし山のてっぺんだけどアクセスいいのね・・(知らんかった)。その昔、修行のために修験者が篭った山も、いまや観光地化しております。
電車利用のアクセスは京都側からだと、出町柳から叡山電鉄。八瀬比叡山口まで約15分。あっという間に北山山中。ここで叡山ケーブルに乗換。
改札あたりにガチャガチャがあって、全体にレトロな風情。娘、先頭の席を鉄女らしき方に譲っていただきました。ありがたや。到着後、山頂まで歩かない人は叡山ロープウェイに乗換(ガーデンミュージアムに行くらしい)なのですが、我々はここから山中に入ります。
笛を持ってない人は、雲龍さんの新作から一つ気になる笛をお借りして旅はスタート。
素晴らしい風景。写真にその素晴らしさが写らなくて残念。別に山の装備じゃなくても、楽々あるけるコースでハイキング気分。適当に笛を吹きながら移動・・・のちょっと変わった集団と貸していましたが、あまり違和感無し(場所のせいか!?)。
40分ほどで延暦寺の敷地エリアに到着(入山料払う関所があります)。
なんだか苦労せずに比叡山・東塔入り。昔坊様たちは苦労してここまで来ていただろうことを思うと、ちょっと申し訳ないような・・(写真は戒壇院・正式に坊様になる時に戒律をさずかる場所)。
本題に何の関係もないが大講堂の前の植え込みにある、この石碑が謎。電話って・・なんや。ここからテレパシー通信?
今改装中で根元本堂は工事塀に囲まれてますが、中見れます(国宝)。雲龍さんが数年前に結界中で奉納演奏をした際のいきさつなどお伺いしつつ、1200年絶やされた事が無いをいう灯篭の灯に照らされた仏様たちにお参りする。
撮影禁止なので画像無いですが、ここは素晴らしいです。必見!!
お昼休憩の後は、滋賀県側に坂本ケーブルを使って下山。コレが又、ええかんじのケーブル。路線脇に時々木彫りの動物たちが出現するのが面白かったです。
駅からすぐの、山王神社にお参りする。京都の表鬼門にあたる重要な神社。お猿さんの場所の前で、糺命先生が簡略にレクチャー。なるほど、神が申の理由を教えてもらう。
そして、今回のハイライト。山上奉納のためにひたすら山道を登る。最後の最後で一汗かくコース。
琵琶湖一望で絶景。
あまり上手に笛吹けませんでしたが、合奏は特別な体験になりました。企画していただいた皆様と、御一緒した方々に感謝。
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