思い出せないくらい久しぶりに、映画館で映画を観た。子どもが生まれてから、映画館への足が遠のいておりました・・。
今、立誠シネマで公開中の映画、「LISTEN」。
東京の音楽家の友人が繰り返し話題にしていて、気になっていた映画だ。
監督自身が出演して、構成されたアートドキュメンタリーである。
観終わっての感想・・
不思議なものを観た。というのが直後の感想。
ず~っと観ていて妙にふう~っと気持ちよくなって一瞬眠りに着きましたよ。
動きだけで表現される演奏会が、スクリーンの中で繰り広げられておりました・・
如何カテゴライズしていいのか、難しい。
映画の中で語られていたが、耳から音は勿論聞こえないのであるが、音楽のシーンをみると演奏者の魂の動きのようなものを感じる事があるのだ・・という。
人は「おと」で何か表現する前に、その姿勢・動きで何かを表現して居るのかもしれない。
例えば、「気配」のようなもの。
同じ空間に楽しい事があった人が居ると、何だか楽しいのが伝わってくるように、身体そのもので表現してしまうものを耳が聞こえない人は敏感に「観て」いるのかもしれない。
この映画を観ていると演者の中から溢れ出る「なにか」を感じて、気持ちよくなる。
次は、どんな世界が出てくるのだろう・・と期待させるものがありました。個人的にはビジュアル的に突き詰めたものを見せる方向に行って欲しいとちょっと思ってます。
28日にはトークショーがあるそうです。興味がある方は是非。
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