来月(来月だよ!そういえば)発表の内容をデザインで頭がぐちゃぐちゃになりつつある状態のこの頃・・なかなか個別に受けた仕事がスキッと終わらず、完全に100%集中出来ないのも原因の一つではある。

一応個展という形は取るが、今回結構実験的な感じになりそう。

ま、考えてるのは服中心です。自分が着たい服(笑)。

普通発表するときはせめて3ヶ月前には準備をスタートするのだが、今回は実質一ヶ月あまり。
広報(DM)どうすんだ、という声が頭の中で響いてますが、この動きの早い現代、もっと気楽に企画して少量をしょっちゅう発表するというのでいいよな~といった感じでやることにしたのです。

何屋?と聞かれた時に、一応珍しいし覚えてもらいやすいので「帽子屋」と言ってるのですが、服飾系なら何でもやるんですよ、私。鞄も作るし服も作ります。

私イメージの為の「ハレ」の服に元々あんまし興味が無く、技術的なところに関心が行き勝ちだったので職人仕事メインの裏方人生を送ってきたわけですが・・・。今ファストファッションの劣悪さがネットで喧伝されてますが、それって外国だけの話じゃないよ~~日本でも同じだよ~~

長年お付き合いさせていただいてきたデザイナーさんたちは非常に良心的な方ばかりだったので、私はラッキーでしたが、そもそも加工職人では絶対に生活は出来ないのは分かりきっている話。

じゃあ、ぐるっと回って自分がどういうファッションをしたいのか?

というところから、もう一度再構築したいと思ってます。
そしてデザイン料いくらというところじゃなく、自分も作りたい人にはいくらでも教えるし、縫って欲しい人が沢山居たらその時はその時で何とかする・・という形が本来なんじゃないか。ちゃんと数字は見つつ、自分がワクワクするところで物づくりがしたい。

今、若い人でもデザイナー志向の人は海外の安いところで縫ってもらってという人が多く、何だか面白くもなんともないな~~って思うんですよ。何だか、魂を込めるところから基本的に逸脱しているような気がする。

どうなることやら、ですが展示を見に来て良かった!と言ってもらえるために、これから必死になります。自分が何が欲しいのかを見極めるのって、なかなか難しいですね。