最近、京都市内の地域力推進関係のイベントが面白くなってきた。
私上京区民なのに予定がなかなか合わず参加出来ていなかったが、15日からはじまる上京オープンウィーク2015に注目している。
上京区に限らず、京都市内には結構空き家があって活用されていないというのを区報か何かで以前読んだことがあったが、そのかなりの割合が町屋ではないかと思われる。市内全体の景観を守るといった観点からも、なんとか外観をそのままに保ちつつも上手く活用する方向に行ってほしいもの。
京都人は美というものに対して誇り高い人たちなので、安易につぶし現代的な建築に改装して金儲けする方向には行かないと私は思っている。しかし、リノベーションの方がはるかにお金・手間がかかる。そういう点でどのようにしていけばいいのか。沢山の智恵が必要なところだ。
奈良の「はならぁと」の例を見るように、新しい形での若い人の出入りと移住・金銭のやりとりでない労働などが上手く組み込める体制・フォーマットを作っていくのが求められているのではないだろうか。
そんな中で、上京では「創造のまち・上京」というプロジェクトを始めたらしい。
そのなかの一つのプロジェクト「京町屋等継承ネット相談窓口」を元西陣小学校に開設し、12日・14日・28日には京町屋・空き家相談会(町屋所有者向け・無料・要申込)というのも行うらしいので、今後は借りたい人への橋渡しとしてここが機能していくのを期待。
今回はいろんな京町屋のオープンハウス見学会なども今月計画されているらしいが、まさに今、アーティストの発想と場作りの力が求められているようである。
その中で、新しい場作りのフォーマットとして上京オープンウィーク2015(11/15-22)というのが位置づけられてみたい。ウェブ見る限りではまさに今から(笑)と言った感じで未知数だが、15日のオープニングイベントの仕掛けを株式会社ツナグムのタナカさんがしてるみたいなので、上京の地域づくりに興味がある人の大体はここに集まると思う。今大注目です。
ということで、夜のイベントだが私も参加予定。京都の街づくりに興味がある人は来たれ!
→オープニングイベント「人をつなぐ場」(11/15 16:00~19:00)
コメントを残す