10日から、奈良で「はならぁと2015」芸術祭が始まったらしい。
会場に行っていないので記事にするのもどうかなと思ったのであるが、「はならぁと」は奈良の空き町家を利用しアートイベントをして、その場所を利用したい人(今後住みたい人)との繋がりのきっかけにしようというものらしい。

昔から、地方都市などで利用されていない古民家などを利用した現代美術のイベントは良くあった。一応私も現代アート出身なので、誘われて見にいったことはあるが展示の質のわりに高い入場料に疑問を感じた事がある。
一回きりの打ち上げ花火のような感じでイベントを仕掛ける側は儲かるけれど、地元にとってはその後は何も無い形(毒舌かな)から、一歩進んだ形での取り組みになってきているような予感がして、好感が持てる。

HPを見ると宿泊のプログラムも作ってるみたいなので、見に行く人へのケアも整備されつつあるようだ。会場は点在しているが、鉄道利用で奈良を回るなら安い近鉄で。周遊パスとかあるかもなので、行くなら調べたらいいかも。

奈良の宇陀といえば、オーガニックステイのやまとのだいち
「はならぁと」の一会場宇陀松山との距離がどれくらい離れているか分からんが、関東エリアから奈良移住を考えて居るのなら「やまとのだいち」に御厄介になり保養しつつ芸術祭を見て回るのもいいと思う。格安の滞在費、子供が居たら交通費補助アリ、(おそらく)滞在中の食事はデトックスメニューが組める可能性大だし。

観光客としてただ行っても地元との繋がりは作りにくいので、関西移住をしたいなら(またはしたばかりなら)積極的にこういうイベント・場所を活用したほうがいいです。

昨日たまたま福島から京都に移住したばかりで、体調も悪いし職も無くどうしよう・・という方にお会いしたのだが、インターネットは情報が逆にありすぎて、どうしたらいいのか分からなくて困って居られた。
せっかく震災直後に汚染地区から飛び出しているのに又危険な場所に舞い戻っている人が多いのは、移住に踏み切る為の自分自身のネットワークが作れないということが原因ではないだろうか?と私は思ってます。

私はたまたま小さいこどもを抱えている事もあって、京都を中心とした魅力的なママさん達のネットワークに助けられる事になったが、先ずは気になる場所には足を運こび、人と会うことからしか何も始まらないと今になって本当に思う。

それと、何事も求めないと得られないです。ただ、考えていても救われません。「棚から牡丹餅」は人生において「あり」ですが、何が欲しいか明確になってないとそういうことは起こりえないもんだと思ってます。

「牡丹餅」かどうかよ~わからんが、沢山いろいろ来るので、うけとったものを次にパスするのに必死な感じの私もどうかなと思うけどね・・

(勝手に「はならぁと」さんの画像、アイキャッチに使わせていただきました~)