前々から、野草博士のバカボンさんに噂を聞いていた草木染の「大原工房」。バカボンさんの投稿で「胡桃染め~」とつぶやいていたら、「ワラ編みの会で胡桃染めできるで」と誘われ。
こうなったら、行かなきゃいけないでしょう。ということで、日曜は長丁場を覚悟で朝から大原にお出かけすることに。・・行ったら、ホンマはワラ編みの会なのにワラ編みはなく、だらだら食べる会だった(笑)。

IMG_0723大原工房さんの前にずらりと並ぶ野草料理也。朝から大原工房に来ていたガイジンさんが、興味津々で覗き込んでいる。
今回は野草の会じゃなくジェニーちゃん不在ゆえ、調味料はかなりキャリーオーバー(添加物大有りの普通の調味料)のヤバさが気になる感じ。ですが、まあそれなりに美味しくいただく。次回参加する時は味付けの為の調味料は持参することにしようっと。

藁遊びの会は、大原工房さんの裏手。書ききれないので明日にその項は回そうと思うが、今回は染めがテーマで訪問したんだった。

団体さんが帰ったあとに突然、大原工房の主コゲパンさんが子ども(ウチの娘)に「綺麗な葉っぱとってこい!」と命令し、葉っぱの駄目だしを繰り返す。・・どうするんだろう。と思ったら、染めWSでした。
嬉しそうに娘が採ってきた葉っぱをシルクハンカチにフィルムで貼り付け、ひたすら叩く!

大原工房・草木染体験やりかたは藍の生葉叩き染と一緒。そのまま暫く時間置いた方が染まり具合もいいらしいですが、裏をめくって完全に形が浮き上がっていたらOKとする。シルクは、染めやすいですね。

大原工房・草木染体験はがした後は定着の為に明礬媒染液にいれ、ひたすらかき回す。モチロン子ども自身にやらせます。

大原工房・草木染体験次に工房で使っている染液の一つ・茜染め液に投入。グツグツします。草木染めは、媒染ではなく染めで終わるのが基本(布地があとあと傷むから)。ということを教えて頂く。

大原工房・草木染体験こんな風になりました!シルクは、一回で結構色濃く染まるなぁ~
その後、持参の手ぬぐい布地をすでに染め出してある胡桃染め液で染め体験。

大原工房・草木染体験(胡桃染め)こちらもひたすらかき混ぜる展開。本当は一晩置いた方が濃く染まる。煮物と一緒ですね。
手ぬぐいはタンパク下処理をしていかなかったので、二回染めましたが淡いベージュとなりました。ゴメン、写真撮るの忘れたので画像なし。麻のナチュラル色にそっくりな感じのいいかんじの青みのベージュです。
コゲパンさんによると胡桃は中身が実として食べられる前の青い方(染めには、あの硬い外皮のそのまた外側の殻を使います)が、染め材としての色素が多く色濃く染まるとのこと。なかなかタイミングを掴むのが難しいですね。

大原工房子どもが走り回れる空間で、素晴らしかったです。こどもWSの企画もジョイントで仕掛けていけたらいいな・・と野望は膨らむのでした。