久々の投稿ですみません。
講座主宰の後は、制作したり納品したり出品(マルシェに)でバタバタと。パッツパツでございました。

ちょっと期間あきましたが、12/14(金)のふだん着物着こなし講座の報告記事です。

今回は受講生の方から、数日前にご親戚から受け継いだ大量の着物の選別と組み合わせの相談に乗って欲しい・・ というご依頼。
ドサッと衣装ケース二つ分!
今回は一枚ずつ状態を見つつ、次々とどうすべきか?という具体的なコメントという流れで(かなりの分量)。

元の持ち主は伎芸系の先生だったということで、とても素敵なコレクション! 見ていてキラキラしてしまいました~~!!(なにせ、私テキスタイルマニアなものですから)

珍しい別珍の梅の柄の和コート。お洒落。

沢山あるので、つぎつぎ広げては判断→又畳紙に入れてケースに戻す。

昔の職人の絵の上手さといったら!この燕の柄がたまりません(写真には写ってませんが、浅葱色の八掛との組み合わせが絶妙)。元の持ち主が、流水紋のこの帯との組み合わせを気に入っておられたそうで。

作者不明ですが、こういうセンスの高さが日本の美のレベルを底支えしていたのでしょう。。粋ですなぁ。

とにかく数があるので、まずこれを着たいか?から。

じゃ、このシミどうする?
悩むレベルなら、自分で洗ってみるか(素材によっては試せる物も)、確実なプロにシミ抜き頼むならこの値段になる。と具体的にサクサク処理。

大量。一人で処理どうするか考えてたら・・・多分、萎えるな。

元の価格考えただけでも、おいそれとは捨てられない着物。。
実に悩ましい。

割と状態良いけど、私は着ないわ~~という着物を雪柳庵の中で預からせていただいています。時々フリマやったりして次の人に受け渡せる仕組みを作りたいなと。親戚から出る着物の処理、困っていたら是非ご相談下さいね。

こういうものを、ふだん着物初心者のなかで格安で、ぐるぐる回せるようにしたいなと。やっぱり新品の着物の価格が、着物を着ることのハードルの高さの一つになってると思うのよね。

着物を自分で着る様になってから、う~んサイズってやっぱ大事ということに気がついてきました。古着物を着る場合のサイズ問題の解消も、自分で着ながら模索して情報を提供していこうと思ってます。

ということで「着物なんでも相談所」となりつつある、「ふだん着物着こなし講座」。月一回ペースで開催していきますので、着物周りでお困りの方、是非お声がけくださいね!

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腰紐三本で着こなす、京女風ふだん着物着こなし講座

2019年は以下のスケジュール

1/25(金)

2/18(月)

3/8(金)

いずれも10:00-12:00 女性限定 要予約 先着順五名

場所 雪柳庵(京都市上京区笹屋町三丁目635)
料金 千五百円(茶菓子付・当日払い)
持ち物 着付け用着物一式(貸出に関しては予約時相談下さい)

氏名・住所・電話・携帯(ezweb/docomo)以外のメールアドレスを記述の上、yukiyanagian@gmail.comへ申し込み下さい。

*受付返答は遅くとも2日以内にしております(基本翌日中)。お手数ですが、yukiyanagian@gmail.comからのメール受信可設定をお願いします。

*こちらからの講座受付完了のメール到着をもって、申込み完了とさせていただきます。ご了承くださいませ。

*近郊で数名集まれば出張講座開催も可能。上記メールまで、お問合せ下さい。