土曜開催のこどもからだづくり入門講座Ⅲ。今回は写真多めで報告です。
参加者リスト、直前に蓋をあけてみるとオヤ大変。「目隠しチャンバラ」と書いたからか、見事に男児揃い。7名の少年達。。こりゃ、カオス化するわ。取り急ぎ、師匠と稽古会から手伝いに来てくれる方に「覚悟よろしく」と前日に予告連絡。
予想通り、少年達は会場内をずっと回遊。昔から不思議なのだが、なんで小さい男の子たちは、常にグルグルするのか。あんたらはマグロかいな~~
とにかくビデオを三脚ごと引っくり返されないように注視しつつ(+レンズに指つっこまれないようにも注意)、隙を突いてスチール撮影と相成りました。明倫こども広場さんの司会と、稽古会からのお手伝いがあってなんとか何とか開催。スピーカー管理が手薄で、時々聞き取りにくくてすみません。
さて、今回は腕使いの稽古。新聞紙一枚を長い方でクルクルして筒状にしたものを使います(今回も師匠夜なべ作成)。
群がる子どもたち。選っているのがおかしい(どうせすぐボコボコにするのに)
さて。先ずは筒をつぶさないように垂直にもつ
ポッと手をゆるめ、床寸前で捕まえる(にぎりしめない=筒はつぶれないように)
腕は動かさず、手のひらだけです。
水平にすると正しくつかめているかが、分かり易い。
相手の筒を二の腕から動かすように意識しながら、真横に引き抜く。
正しくつかめていたら、スカッと気持ちよく抜けます
ただしイザやろうとすると、常にこんな邪魔も入る(ここワザワザぬけるかよ)
さて、みなさんも練習
一通り行った後は、立っての練習
今度は筒と一緒に、自分も腰を落としてキャッチ
床につく間一髪を狙う
一斉に稽古だ!
(そのまま腰を落とさず、手を放すと共に上に跳ね上がろうとする子どもたち。。なぜに)
正しく出来れば、「しずみ」の型になります
(足先と膝の方向を揃える。ずれてると腰にくるので注意)
さてお待ちかねの目隠しチャンバラへ。
最初は相手が動かないバージョン。別名人間スイカ割り。
こどもはセンスいいね、気配感じてちゃんと当てます。
次はお互いに動くバージョン。決闘スタイルでまず大人から。
すぐ打ち込まれると悔しいもんです(流石、男児の母は日頃の鍛錬が違う)
次はこどもたち。
結構難しい(振り下ろすのは5回までの制限をつける)
結構白熱(見てるほうが)。騎馬戦的な面白さやな~~
しかし、勝ち負けが問題の講座じゃありません。
最後に、シメで「つかみかた」について復習。
正坐で対面、相手の腕をつかむ時にどうするか?
先ずは普通に相手の腕を握り動かそうとすると、無理やり感満載。
次は、先ほどの新聞紙の筒を持つときの感じで相手の腕をとる。
そうすると、あら不思議。どっちがどっちを動かしている?というくらい自然に動きますね。
こどもの手を引いたりお年寄りの介護をするときに、この「腕使い」意識すると良さそうです。
これこそ、からだそのものをはぐぐむ「体育」。小学校の授業でそのままやればええんちゃう?と私は思うんですが、いかがでしょうかね。
コメントを残す