なかなか「ふだんきもの」、について書き始めると文長くなることが判明。自分の中でゴチャゴチャ勝手に考えている前提的なこと書くだけでもう4回目やん(汗)。

さて京都市中に住むようになり子育てでつながった、京女のママ友さんは「いとへん」の育ち。商売柄もあり着物は普段から着ていたという。同世代で、普段着として着物着て育ったって・・ないで、普通。「イザ」というときの着物姿は、やっぱし違う。昔よく舞妓に間違われたという話も聞いたが、そりゃそうやろな。と思う。ということで、着物の下着がどんなのかを見せてもらいに。あの着こなしの秘密(?)があるに違いない。

実は会社で着付けの教室もやっているところなので、ざくっとだけ、ここでは教えてもらったことを紹介。

ふだんに着物を着るのなら、下着(襦袢)は「上」と「下」別がいいそう。上は半襦袢。下は裾除け。半襦袢着てから、裾除け(湯文字とか腰巻、四角い布に紐ついた布)巻いて、半襦袢の裾をキュッととめて着るのね。なるほど。。

半襦袢の後ろ中心(胸下~腰の間)には、紐が通せて腰の辺りでタブ状になっている布がついている。(これ、文だけで読むと??でしょうが、写真は流石に掲載出来無いので、そのうちにイラストかなんか描くのでお待ちを・・)

そこに胸下~ウエストとの間で腰紐を「前から」通して後でクロスして、又前でくくって襦袢を固定させる。
ポイントは、縛りすぎないこと。皆苦しくなるのは、縛りすぎなのだ!

ネットで、くくる紐を襦袢の後ろに縫い付けてる人いたで。といったら、場所が変えられんし機能的じゃないやろ。という話。紐が後→前→後で終わりが後になって、うまくとめられんやろ。と・・確かに。

紐をどこでかけるか、どれくらいしばるか、は結局体調・帯の結ぶ位置でいろいろ変わるようだ。あらかじめ縫い付けはせず、「可変」にしておくことが大事ですな。。

着ていると、どうしても着物は「上へ上へ」上がってくるのだそうだ。着物は基本ショーツ履かないのだが、寒いしスパッツはいたりしててトイレ使ったりすると、どうしてもあちこち崩れてくる。だから、随時必要な時に必要なところを下へ引っ張る。襦袢の引っ張りたいところに「紐」つけておけばいいんだよ、という実に実質的な話。。安全ピン大活躍だそうだ。。

しかし。私、(多分あんまし)太い帯しないんですけど。しかも、動法稽古で結構腕を上に上げる動作出るし。
ということで、又ちょっと違ってくるな・・襦袢の形体。

間違いなく言えるのは、野袴履くなら半襦袢の着丈は長くする必要が。一遍師匠に作った半襦袢筒袖タイプを試着してもらったら、お尻かくれる丈は要るのが分かったし。

腰紐・帯をどこに締めるか、着物自体どういう風に着たいかで、襦袢の寸法・形も変わるな~~ ということが、分かった。

すでに型出来てるから、筒袖の半襦袢着て長着着ればいいんでしょうが。。結構腕上げると、中の袖見える。袖口から半襦袢の筒袖が見えるのが、何となく嫌・・単純に自分の好みなのだが。

となると、襦袢の袖が要るよね?・・ということに。(続く)