昨日の続きの話題である。
今回、手元に染料店で昔買った木綿のゆかた地があったので(昔の自分が何を思って買ったのか不明・汗)、これをカットして手ぬぐいにしたらよかろう・・と思った次第。
普通てぬぐいって90cmカットだけど、もうちょっと長さが欲しいと思いません?で、ケチケチせずに100cmでカット。これを絞って染めることに(昨日のブログの写真がそれです)。
先日カフェミーチョさんから分けてもらったコーヒー出がらしを使って染め液を煮出している傍ら、先媒染(アルミ)で布をぐつぐつ煮て、下処理代用にしてみることにした。
しか~し。殆ど色が乗らない!
染め液の中で30分ほど煮てみたが、吸着せん。
木綿が染まりにくいのは知っていたが、これほどとは・・やっぱり、精錬処理が必要か~~
(天然染料は化学染料ほどではないが、ちゃんと染まったら染め液がかなり透明に近くなるはずなのです)
普通一度に布が染め液から吸い込む量に限界があるので、濃い色にしたいときは何回か繰り返すのだが、今回のWSは時間の制限があるので一回染めになる。
あんまり薄い染め上がりだとやった甲斐がないし、つまんないよね。
ということは、染める生地を染まる状態にあらかじめしておかねばなりませんわ。それが、精錬処理。
木綿布地は絹やウールのようによく染まらないので、タンパク分を追加する為に豆汁処理もします。染液がタンニン分がおおい場合は豆汁処理必要なしと本にあったが、実際のところどうなんだろう?
結局、本当のところはやってみると良く分かる。
かなり手間ですが、両方テストしてみればいいのかも。う~ん、皆さんに楽しんでもらう為に模索作業中。
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