都市環境サミットの内容報告の話終わってませんが、先に日曜に開催しました男性向け「いのち作戦会議」イベントの報告。最近、完全に用事に追い越される毎日・・ ここんとこ目のダメージを感じるので、朝記述やめてだらだら。なかなか布団から出られません(笑)。ま、ボチボチ書いていきます。
かなり準備期間をとって臨んだ開催イベント・いのちフェス2017。
男性向けの性教育イベントを企画するのにあたり、二本立て(男性には会議室WS+お連れの母子はホールでのダンスWS)同時開催。という蓋を開けてみたら結構大掛かり!な内容に。
性教育をテーマに男性だけを集めてワークショップ・・・って企画そのものが、滅多と無いんではないかな?いや正直なところ、どうなるんやろ。と思ってましたが、あいこ先生の絶妙講義+ワークシートと大森氏の切れ味の良いファシリテーションで、大好評の会になりました。ホンマ、ありがたし。
私は当日は会議室担当。当日男性16名参加。
お子さんの年齢で4つのグループ(赤ちゃん・就学前幼児・小学校低学年・思春期)に分かれてもらい、テーブル着席。先ずはチェックインで、それぞれのテーブルで1分自己紹介。
次に導入で30分あいこ先生から、こどもへの性教育を巡る現在の問題点を明らかにする講義。学校での出前講座をするにあたり、成人男性からの情報提供がもっと欲しいという協力依頼も含め、今回のWSの趣旨を伝える。
次は事前配布したワークシートを使い、先ずは一人ひとり質問に対する回答を記述してもらう。ワークシートには子どもの成長をざっくり4段階に分けて、その時期にママさんが性教育するにあたって悩む疑問点を三つずつ記載。
次に、テーブルごとにそれぞれの時期についての三つの回答に関して討議(模範解答を出してもらって発表の予定であったが、時間が押したのでこれは割愛)。
次に、ファシリテーター大森からの御題:「あなたは一人の男性として、社会で、地域で、家庭でどのように性と関わっていけるでしょうか?」
エッ、かなり壮大なテーマやな。と各テーブル少し戸惑いつつも、テーブルごとに活発な議論がすぐ始まったのには驚きました・・目の前のパパさんは、結局、家庭からになるよな~とかつぶやいてらっしゃって、微笑ましかったです。
15分後くらいに、各テーブルからミニ発表。充実した時間となりました。
その後ホールにて母子たちと集合、会議室で何やっていたかを大森氏がまとめ報告。あいこ先生、男性だけの集まりでこれほど活発に性の問題に関して議論されていた場を体験したことが無い、感動モノです!と大絶賛。
WS後に非常に短い時間(2~3分)で記入してもらったアンケート中でも、パパ(男子)の集まりで議論できたのが良かったという感想多数。そうか、関心が無いわけじゃなくて場が無いだけなのね・・
男性と女性の違いを、ことさらに感じさせられたイベントでもありました。いや~ワーク慣れしている中年男子(多分それぞれの職場で日々やっていそう)参加中心だったとはいえ、すっとまとめにむけて集団思考できるってやっぱり凄いですね。
情報って今殆どがメディア経由ですが、こうやって実際にお会いして伝えるということから今後を考えるイベントをする・・って凄く大事だな~って思いました。準備ホンマ大変ですが、やったかいはあった。小さくてもここから、何かの変化が始まりそうな予感がしています。
アンケートを見て思いましたが、やっぱり現代の子どもたちの置かれている状況(ほぼ小学校高学年で性について知っているが、情報元の殆どはメディアからで極端な内容であることが推察される)をあまりお父さんたちもハッキリと認知していなかったみたいですね。
体のことについて知るのは、早すぎるってことは無いんですよ。小学校就学前くらいが、丁度良いくらい。小学校高学年くらいになると、逆にイキナリ感が出て話しにくくなりそう・・。普通、5~6歳くらいでいろいろ聞いてきますし、聞いてきた時が答え時。です。
とはいえ。自分も含め、今親になっている我々は自分自身、親から性に関して欲しい情報をもらうことが出来なかった世代。不意に子どもから聞かれても、どうしたらええんだか~って感じでもある。
子ども居ない人でも同じですよ。
子どもが性について質問するのって、親とは限りませんからね。
次の世代から、信用にたる大人になるには。
と考えると、この多様な価値観を認められるかを問われる「性」に関する質問に、誰でもが素敵に答えられるようになっておきたいもの。
細々とですが、今後も「いのち作戦会議」のプロジェクトは進化しつつ継続していろんなアクションをおこしていく計画。来月12/8(金)は、プロジェクトメンバーでもある文化人類学者・井家晴子さんの海外の出産の話の会、月一回の定例作戦会議、来年2/2には前々から要望出していた「更年期」をテーマにしたあいこ講座、と目白押しです。
そして。このブログを読んでいる皆さんにも、いろいろ協力していただきたいのですよ。
長くなるので、それについては明日(多分。時間ぎれになったら明後日)又記述するのでお楽しみ(?)に。
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