すっかり秋模様。ブログも書いていませんでしたが、実は数日オフライン生活送ってました。昨日まで3日間、ゴーゴーワクワクキャンプの炊き出し係で南丹の交流の家滞在でして。

3年前からボランティア登録して行かせて戴いていますが、実に長期間にわたって開催している(夏休みまるっとですよ!)このキャンプ。震災から7年経過、継続は力なり・・。毎年「帰ってくる」子どもたちを迎える場所として定着しつつあります。

そうなると毎年同じ人達に再会。24時間同じ所に居れば、子どもたち同士いろんな人間関係のゴチャゴチャがあるわけで。そういう中で子どもたちの見守りをどうするのか・・というのがスタッフ達の主な課題になるわけですよ。

調理スタッフである私なんかは直接は関れないので、毎日消灯後の打ち合わせ会(大人のみ)で話聞くだけなんですが。期間限定ではあれ親とは違った立場で子育てに関る見守り、なかなか技量が問われる立場になるよな~と思います。子どもの教育を仕事にしたい若い人なんかにとっては、修練の場所になりそう。

昨日ウチの娘がなんやかんや言ってた(大人に対して)ので話聞いてみたら、実にたわいのないことではあったのですが・・一つ気付かされたことが。

どうも、自分が「違う」と感じたことがあった場合、泣くとか不機嫌になるとかそういう表現方法しか持ってないようなんですよね。

その場で私が我が娘に言ったのは、「泣いたって訳がわからん」。相手は「なんだか自分が不機嫌にさせることを言ったらしい」と感じるだけで、何でそうなったのかは分からん。すぐには出来ないかもしれないが、しんどくても「言葉」にしろ。そこからしかはじまらん。

最近感じるのは、ホンマ「自分がどうかんがえているか」を言葉にして表現する訓練が、圧倒的に不足しているわ。ということ。このくらいの時期(小学校中学年~)にその場で如何感じたか、例えば嫌な思いをしたのなら、それを上手く相手に冷静に伝えるといったコミニュケーションの基本を学ばせておくのが大事。

どうも変な忖度の技術ばかりを相変わらずベースにして、人間関係を構築しようとしてる・問題解決をしようとしているから、上手くいかないんだよ。と思う。

基本、こどもがやることは大人がやってることの縮図。人間関係の解決を、見守りスタッフを仲介にしてやろうとしてる・・(本当は如何感じたかとかの伝達とかさ)。何か変やな~と。

常に何処でもいろいろ問題はある。先ずその問題をテーブルの上に並べないと、対策も打ちようも無い。そういうところで、自分自身の主張の仕方から(親である我々も共に)学ばないといけない時期がきているのやろうな~ ということを感じたのでした。