朝起きて仕事こなしたらもう夜だ(涙)の毎日で一ヶ月経過。良くも悪くも連日のPC漬けにも慣れてきたか?どうにも中途半端スキルを溜めてるような気がしなくもないが・・。

ここ一週間ほどV-nas→イラレをずっとやってたが、作業段取の課題と改善点が分かった頃に作業終りという、ありがちな展開。まるで小学生時代の日帰りのスケートを彷彿とさせるね。

やっと、昨日来年開催する展覧会の予告UP!

https://zisoku.com/sakiori2020

10月末に一年半ぶりに両親に会い、ついでに今回の展覧会の打ち合わせ(善林ひろみは私の母です)。その時母より「コレ参考にして」と、サクッと凄いレアな「裂織」の資料本他を渡されるのであった。

彼女は何せ織り人生40年。長いしな。
京都時代は日本伝統工芸会にも入ってたし、人間国宝の先生達に直接御指導いただいたり、レアな色々な物を見せていただいたりとか、 見てきたものの量も凄い。

まぁ、主婦やし。恵まれた環境ではあるとは思う(屋根と毎日の食い扶持が用意されてるのは大きい)、、と本人も申してますが、やっぱり鍛え方が違う。長時間労働が普通の世代だな~と思う。私は昔からグータラで通してたんで、あり様の違いを歳を追うごとに感じますね。

折角だから、「裂織」とはなんぞや、という展示も一緒にするで。

とうっかり言っちゃったもんだから、一人で大変なことになりつつあります(裂織の資料を渡されたのは、そういう理由から)。

別に私は学者でも何でもないので、民俗学的なところに足を突っ込みはしませんが。技法の解説ぐらいはパネル展示したいなと。

上記の案内(展示予告の作文)も、今回はホンマ凄く大変やった。

いつもはエイヤ、で一気に書くのだが・・5~6回書き直しで、何とかOKラインな作文か。

今、何か「失ってしまうギリギリのライン」っていう感じなのよね。何でも。

私が執着しうるのは、何か?

そこんとこが、最近気になってまして。

オリジナルのデザインとか技法とか、秘密にする作家さん多いけど、そんなのどうでもいい時代に突入したと思うのよね。

よくあるじゃん、作品を写真撮らないで下さいっていうの。

でも、写真撮ってコピーされて負けちゃうぐらいの物だったら、結局作品として弱いんじゃないかっていうのが分かってきた。

一個ずつ作って売って一個数万円以下じゃ、どうせ採算合わないんだから。時給1,000円が夢のような世界です。母の作品、時給で換算したらいくらになるだろうか・・。押し売りはしませんが、分からん人にみせても仕方ないなと。

もう昔から、私なんか型紙なんてナンボでもコピーOKですわ(洋裁教室でもうやってる)。著作権のようなもので生きていくのも、今後無くなっていくような気がするのよね。

話脱線しちゃいましたが、ということでちょっとバタバタしております。

展覧会の予告は上記リンク先を見て下さいね。