昨日夜はよく考えたらホテヴィラのクーポンがあったのを思い出し久々に食べに行ったら、鎌仲ひとみ監督が丁度来店中であった(常客らしい)。10月から京都で「小さき声のカノン」のロードショー、決まったそうです。素晴らしい。見逃さないようにしなくっちゃ。
狭い店内、つい話題に入れちゃう。まあ、鎌仲監督とは一度違う場所で名刺交換したことはあるのだが(多分先方は覚えてないでしょう)。

「エンデの遺言」の話をホテヴィラオーナーのロクローさんと鎌仲監督がしていて、つい。
あれはNHKのドキュメンタリーだから一応ネットでも見れるが、かなり画像が粗いらしい。

彼女が声をかければフィルム無料で借りれるらしいので、ホテヴィラ2階での上映会を熱望!(とつい話題に入る私)

「エンデの遺言」に関してはネットで噂を聞いていて、気になっていたので現実化すると嬉しい。
子持ちだと、家で落ち着いて映像見れないんだよね・・
鎌仲トークとセットで見れるかもということだったので、再度忘れずにやって欲しい旨メールしておこう~

さて、今日の表題がなぜ「売れるものには訳がある」なのか。

というと、ロクローさんと鎌仲監督との話題が・・とある共通の知人が関わっているという超有名ロックバント(なのかな?)の話になっていたからです。

音楽にかなりこだわりのあるロクロー氏。何故こんなに売れるのか解せないのでちょっと気持ち悪いらしい。
少なくとも音楽性が高い訳ではない。ハッキリ言うと、海外の有名バンドのパクリのような感じもなきにもあらず。
素晴らしいクオリティのバンドが必ずしも金銭的に評価される訳ではない状態が、残念だそうです。

気持ちは凄くよく分かるんだけど~

マーケティング的視点でみれば、別に不思議でもなんでもない。・・・とチョッと後から思った私。

奇妙キテレツなものを如何に売るかを競う(笑)ファッション業界に居たからか、何だか新しく立ち上がって波にのりそうなものは「匂い」で分かる私。売れるレールに乗ると面白みも何もなくなるので去るのであるが、この変な才能?を金銭に結びつけるのが人生の課題です。

話戻すと、売れるものはお客さんが欲しいものを欲しいタイミングで、買いたいと思う価格で買える様に提示されているから売れるのです。

「いつでも、お客が間違っているという事は無い。」

これは、商売の鉄則。今滅茶苦茶売っているマーケティングプロデューサーの方が言っておられました。
商売人なら、胆に銘じなければ。

よく「砂漠で水を売れ」というが、お金持ちになりたいのなら沢山の人が欲しいと思うものを効率良く売れば儲かる。単純なこと。

問題は、沢山の人が欲しいと思うものが、自分が価値があると思うものとは限らない(というか逆の方が多い・笑)ということですな。

日々、両方のすりあわせが出来る落とし処を探っているわけ。
ま、どうせ私が手がけるとマニアックになるのは必然だし、ある程度クオリティが無いと嫌だな~という渋いお客さん相手にしたいと思ってるので、今後も泥臭くやってきます。