昨日の続きの話題記述(?の人はリンク先で)。
17日午前は仙台のママ友さん紹介で、虹乃美稀子さんのお話し会へ。

虹乃さんは、仙台にて「虹のこども園」というシュタイナー幼稚園を運営されている方です。母子週末保養プロジェクト「ちいさなたびJapan」も311の原発事故後にスタートされたそう。

どちらもwebページ、素敵~!是非、時間ある時にご覧あれ。

今回16日堺町画廊では保養プロジェクトの方をメインにお話、17日は幼児教育についてお聞かせ頂けるということで、17日に参加。ウチの娘もシュタイナー系の幼稚園だったし、心惹かれるものがありまして。

仙台も、勿論放射能による土壌汚染被害があります。それを充分認識した上で、どのように幼児教育というものを考えるのか。シュタイナー教育は、実際の手触りとか手仕事とかを重視するのです。虹のこども園さんでも、こどもと一緒にお米作ったり畑耕したりしてたらしいですが、その夢のような場所がやっぱり使えなくなった。こういうのは、本当に残酷。。

沖縄から仙台にお野菜を送るという「はなつちの会」というプロジェクトがあって、その報告書でこの話を知ったのです。ギリギリのところで今出来る事をやって、7年経過。

お話し会の中で虹乃さんが言われていて印象的だったのは、今、我々は「こどもを育てる事自体を否定する社会」に生きている。こんなのは前代未聞。「いのちを繋ぐこと」をできなくさせるような有様は異常で、そこを正していかないとどうしようもない。

それと現代の親(大人)が、こどもとお友達になりたがっているような人が多いのが凄く気になる。肝心な所で「駄目」と言え無い、これはやさしさではない・・。

今スタンダードとなりつつある「スマホ保育」に関しての話は正直ゾッとしましたが、先ずは自分のこどもと如何向き合うか、を考えていくしかないな、と思って会場を後に。

午後は、夏に参加させていただいた南丹保養プロジェクト「ゴーゴーワクワクキャンプ」の振り返り会へ。

ここも本当に、よくぞ続いている。。多分来年もある筈、分からんけど。
とかコアメンバーの方は言っておられましたが、沢山(常時30名くらい?)の人が入れ替わり立ち代り、来るわけですよ。それを把握するだけでも大変。

振り返り会では、だーっととりあえず「ゴーワク前・中・後」に分けて思いつくことを書く!→内容別に分類して整理して対策を討議の形式。これは問題点が分かりやすくて良いですね。

やっぱり出たのは、若い(大学生とか)のボランティアメンバーには、もっと自主的に動いて手伝って欲しいものの、2~3日滞在じゃ説明している時間は実際には無く。→結果、過度に中心メンバーに処理案件の集中。という、ありがちな問題をどう解決するか。

ある程度の人数の人が集まって共同生活をすると、こういう問題が発生するのか。。という実験をしているようでもあるな、と保養キャンプの実例話(ゴーワクだけではなく違うところの話とかも)を聞いていると思う。まあ、そこを意図してキャンプをしているわけではないのだが。

長くキャンプを続ける事によって、家庭や学校とは違った「第三の場所」が形成されているのは確か。今、そういう「その他」の場所って極端に少ないから、何とかあちこちのキャンプが開催継続されていったらな~と思う。

そろそろ長くなったので、まぁ今回は散漫ながらも連休後半で見聞きしたことを「ものがたった」というところで、終りにしようか。