朝から雷鳴ったりとか、相変わらず変な天気。ちょっと空気が秋っぽくなってきたものの、今日も日中34度まで気温上がる予報。いつまで続く、この暑さよ。。

さて来月からのイベント開催に向けて、鞄の制作しつつも考察とリサーチ。

「坊主カフェ・おやこで寺子屋」というネーミングでカフェ名称を残して開催するんですが、勿論(!)将来マルシェとか飲食系イベント開催を視野に入れてのこと(笑)。

ではあるのですが、我々やりたいと思って居るのが実に「哲学カフェ」に似てるな~ と思ったのもあります。

哲学カフェは、フランス発祥。さすが「哲学」が生活の中に普通にあるお国柄。討議ではなく「考察」自体の場、をカフェというオープンなところで全然知り合いでも何でもない人といきなり作り出せちゃう。

実に大人な感じ。

こういう素養があって初めて、市民社会というものが作れるんじゃないだろうか。・・とも思うんですよね。

「忖度しあう社会」じゃ、もうこれからは生き抜いていけないのは分かりきってる。けど、どうしたらいいのか?というと正解なんて無いですよね。

7年前からずっと折に触れ言っている様な気もするんだけど、「他の人と関り合うあり方自体を訓練・模索する場」が、自分自身を表現することをず~~っと禁じられてきた我々には必要ではないかと。

もう同調圧力を周辺の人にかけてる場合じゃないですよ。うっかりすると間に合わないのではと。井の中の蛙的に沈没しそうでしょ。

とはいえ、「私」というものも「周辺」との合間で常に揺れ動いているものでもある。

そこらへんの根本的なところを、生活の中で見つめなおす場を作りたいな、というのが「坊主カフェ・おやこで寺子屋」裏コンセプト。

臨床哲学。というのを言い出した鷲田清一センセの本を今読み漁っております。丁度今、我々の古巣でもある京都市立芸術大学の学長もされてるし・・今必要とされている「場作り」と「アート」というものが、何かこれからのキーワードになって行きそうですよね。

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【坊主カフェ・おやこで寺子屋 】

#001 仏教ってなに?
9/29(土)14:00-16:00
会場:興聖寺 方丈 (京都市上京区堀川通寺之内上ル)

*駐輪・駐車に関しては、事前にお問合せ下さい。
料金:大人1,500円 中高生500円 小学生以下無料(保護者同伴時)当日支払

申込方法:以下リンクのフォームからお申込(11月の第三回まで共通)

坊主カフェ・おやこで寺子屋申込フォーム https://ws.formzu.net/dist/S59942337/

十月はこども座禅会、十一月は禅問答とは?のテーマで坊主カフェ開催します。共通コンセプトを企画者ゼンバヤシのウェブページにて紹介しておりますので、併せてご覧下さい。→坊主カフェ・おやこで寺子屋(雪柳庵企画)