昨年に引き続き、今年もゴーゴーワクワクキャンプ(略してゴーワク)の飯炊き小母さんになりに南丹まで言って参りました。今回は事前やり取りをして同じくボランティア参加の方の車に乗せていただいて南丹交流の家へ。長岡京から縦貫道を使えば約30分とその近さにビックリ!電車利用と車とでは、地理感覚が全く違ってきますね~~

前回は日帰りでしたが、今回は泊まりアリで3日ボランティア。勿論子連れ。

ゴーワクは2011年から毎年開催されている、東日本大震災に伴う福島原発事故からの保養キャンプです。福島に限定せず、関東一円の保養を希望する家族を対象に夏のキャンプをしています。基本参加者は口コミで広がり、リピーターも多いこのキャンプ。毎年夏に行く事になっている田舎の知り合いの家といった感じになってきているよう。

ボランティア参加は、「調理補助」か「子どもの見守り隊」かどちらかの種類を選びます(他にはドライバー役とかもある)。体力に自信がある若者に子どもの相手はお任せし、私は調理の方を選択。事前に登録し、キャンプの期間中(なんと40日間!)のなかで運営側がスケジュール調整をして参加日が決まります。

私のように子連れボランティア参加の場合は、自分の子は保養に来ているこどもたちと混ぜ混ぜで一括して相手をしていただけるのが大変ありがたい。キャンプ中はいろんなイベントがあるので、その時に当たるとラッキー!

キャンプに着くなり早々、「今日はるり渓に行く日なんだけど、行く?」と誘われるみー。

あと15分で送迎バス(るり渓さんのご招待。毎年一回バス出してもらっているらしい)来るので、それまでに決めてね。と選択を迫られる事に。流石に知らん子どもたちの中に来て早々、一人放り込まれるのも無いよな~~。ということで、居残り組に(娘に事前予告を忘れていた私・汗)。

ということで、珍しく誰も居ない南丹交流の家・内部撮影なんぞしたり。ここに、わちゃっと常に数十人居て共同生活が行われるわけです。

常に大人子ども、合計40名以上居る状態でのキャンプ。さすがに回数重ねている+一年かけて準備しているだけあって、いろんなところが一目で分かるようにシステム化されていました。滞在で参加すると、良く考えられているのが分かりますね~。

朝は7時までに起床。7時半から朝食。食べ終わったら片付け、こども含む割り振り食器洗い(毎食)・掃除。平行して裏では洗濯機を回し続け、洗濯物干。9時から宿題タイム。10時くらいから出かける予定がある場合もある。12時昼食。15時おやつタイム。そろそろ、手があいている人が洗濯物畳み。こどもは15時半からグループ分けして順に大人と共にお風呂(基本シャワー)。18時夕食。20時こどもミーティング(今日の反省と明日の予定確認)。21時消灯。21時から別場所にて大人ミーティング。

という時間割であるが、こども常に20名超。それなりにもめごともあったり、いろいろ。
今日の家事をいかにこなすか。がポイントになる感じでした。
洗濯物ひとつとっても、ハンパない量ですよ・・(写真撮るの忘れたが)。二台の洗濯機を最低でも3回回す。勿論ご飯の量も凄い。食べ終わったらすぐ次の準備。基本、私ずっと山積みされた野菜を洗って刻む・器具を洗い干すを繰り返す3日間を過ごす。なんか、妙に達成感あり。農作業と同じで一人だとかなりめげそうだが、人数集まって作業すると、何かそれなりに楽しい。

ご飯は豪華。朝食はご飯・味噌汁に納豆と野菜の煮付けとか和え物類(前の晩仕込み)。

ある日の昼食例。見よ!この量・・ししとう+玉葱+ベーコンの醤油味パスタは絶品でした。

そして!最終滞在20日昼食は今期最大数65名分。強力な助っ人・ココアドはづき夫妻(甘夏ハウスさん)が野菜をかついで来て、さくっとカレー作成。流石プロ・・めっちゃ美味にありつけて幸運な私。昼食中にしっかりスパイスについて質問(忙しすぎて作成中は注視不可能であった)。炊いた米も2升!殆どが消費されておりましたよ・・。

昨年作成中だった、太陽光温水装置が完成しておりました(残念ながらタイミングあわず風呂体験は出来んかった)。井戸からポンプで水を上に上げ、設定した温度のお湯がオイルセンサーで建物脇タンクに自動で流れ落ちていくシステム。

内部はこんな感じ(シャワーは連動せず冷水)。

食材は全部オーガニックベースだし、合成洗剤も一切無く安心して滞在できるのがありがたい。

自分が保養してるんだか・・って感じで貴重な夏の数日を過ごすことが出来ました。
又来年も参加させていただけたら良いな~と思ってます。
毎年春から説明会が開かれるので、参加興味ある人はゴーワクのウェブページをご覧下さいね。

ゴーゴーワクワクキャンプウェブページ https://55wakuwaku.jugem.jp/