満月ですね。
本日メルマガ発刊なのだが、珍しく「これだ!」というメインのネタが無し。どうしようかな。ブログ書き終えてから考えよう~~

先日、FBに「さて、私は何屋でしょう」とカキコしたら、皆さん「帽子屋」というお答えを書いてくださいました。

・・・殆どまともにここ数年、作品発表していないのに良いのか?(汗) といった感じではある。

ま、名刺に書いてるし。ブログのタイトルにもしているし。それはそう認知されるのは当たり前。

東京から引越しした6年前に名刺作る時にちょっと悩んだのだが、デザインはもとより、型作成・制作全ての技法を掌中に納めて居るのは帽子なので、帽子作家という肩書きにした。昔から服や小物は何でも自作しているのだが、そっちの業界に関しては詳しくは知らないし。

何でこの質問をFBで今更したのかというと。

月曜にはるばる大阪まで「先生業のためのWeb集客セミナー」というのに行って来た。何がしかの参考になるかなと思って。

そこでの話は早い話が、人生は一期一会。自分を周囲の人にハッキリと何屋であるかの印象を一回で認知させられるようになっておかなければ、仕事には結びつかない。端的に自分の個性をアピールできなければ、お終い。自己紹介は重要である。

自分で自分のキャッチコピーを持っている人は強い。

一般的にサービス内容が分かりにくい先生業。先ず、プロフィールと自称を分かりやすく表現せよ!ということである。

・・・分かってはいるんだけどね。真逆やってるな、私。ブログ見ても何屋か分からんもんな。

問題ははっきりしている。

帽子作家としてブランディングして有名になっても、先ず今の時代食っていけない。

端的に言って、帽子作るのに時間かかりすぎ。ものによっては、平気で20時間とか30時間とか一つ作るのにかかる。そんなん、帽子の値段いくらになるんや。という話。

では、デザインだけして他の人に作ってもらうという路線。誰かを自分の替わりに奴隷労働させる勇気があれば、できるかもしれないけどね・・。ある程度資本があってできることだが、これは休みなく新作を作らなければというプレッシャーに常に追いまくられる事になる。なぜなら、制作するスタッフに休みなく仕事を与えなければいけないからである。

ということで、全体にファッションに人々がお金をかけなくなっている今、敢えてやる気がしない。

それよりも、沢山稼いで沢山消費という20世紀型価値観自体にウンザリしているのもある。

もう、肩書きなんかどうでもよくて、必要とされているところを必要な分だけ何でも出来る様になればいいじゃん。といったところか。

もしかしたら、京都市中に居るからそういう風になってきたのかも。京都、何屋か良くわからん人があまりにも多い。そして、素人が合間にやったりする仕事がプロより上手かったりする。恐ろしい土地でもある。

結局、必然的に洋裁教室のほうを充実させていくしかないな~

という結論に至るのでした。