昨日は誘われて、しずくさんでの子どもの道徳の学びの会へ。
今回のクラスは何故か、会全体がカオスと化した感じであった・・MAKIさん、お疲れ様でした。
子ども相手のクラスは何かと難しい。しかも、テーマが「道徳」となると。何がしか惹き付ける仕掛けのようなものがないと、全体に散漫になる。ここらへん、模索するしかないんだろうな~この難しいテーマに正面から取り組もうとしているところが、大変貴重であると思うのでした。
さてクラスの後の親側の感想を言う時間に、現在の小学校での教育はどんな感じ?という話になった(今回小学校に行っている子も参加していたので)のですが、どうも小学校では全体に画一化するための教育というのを未だに行っているらしい(驚)。
基礎訓練を重視しているのは悪くは無いと思うのだが、叱られるから何かをやるという教え方が基本といったありかたって問題じゃないかと私は思う。
やりたくない時にやったって、物事は吸収できないものである。
例えば小学校って6年間あるんだから、一年間の消化メニュー的に考えないで人それぞれのペースで学んで行けばいいのに。
・・と単純に私なんかは考えるのだが、この考え方を実行しようとすると、教師は生徒を実によく観察して理解しようとしないといけない。
それに、「イザやりたい」となったときに、ぱっと教材が出せる状態になってないといけない。これは、凄~く念密な準備が必要だよね。
まあ、そこまで手をかけたくないというのが実際のところではないかという、予感もする。
親の方の問題もある。家に居てもらっても困るから、とりあえず学校で預かっていて欲しい。ついでに、勉強も出来るようにしっかり管理して欲しい。というスタンスだけだと、子どもがよりよく育つ為の環境づくり・・という視点はすっぽりと抜け落ちる。
やっぱり子育てって手間がかかるものなんじゃないかって、思うんだよね。そういう点での覚悟が必要。
全部一人でやろうとは私は全然考えていないが、「手を抜きたい」というのが前に出ちゃうと、やっぱり駄目なんじゃないか・・と昨日は思ったのでした。
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