ここのところ、イベントの告知と報告だらけのブログですが。

最近かかりっきりなのは、服の型起し作業。
実際、稽古場通うようになって自分の為にも必要な稽古着を作らねば。の状況もあって、前々から考えつつも保留状態になっていた「現代の和装」を具体的に考え始めてます。

着物独特の「袂」とか、

やたら紐で腰をとめる。とか、

動法の稽古つけてもらうと、これ日本人の所作に直結している構造ではないのか・・と思うんですよね。特に袂は、下手な腕の動きを封じる為にあるんじゃないか、っていう予感が(動法稽古しはじめなので、未だよく分かってませんけど)

稽古着は、上は独特の肌襦袢と襦袢の折衷型下着に普通に対丈の着物来て、下は野袴。
野袴は、あの水戸黄門さんが履いてる「アレ」ですよ。足首のところが窄まっている形ですね。

師匠に袴のお古を一着頂き、分解してみると脇開きは結構多い。
上に着るのの着丈が短いと(下着も)、動いているうちに中が全部抜けてきてしまうらしい。

古来から、日本人が着てきたスタイルって稽古着に近いんじゃないかなって思うんですわ。
長着着て実際、肉体労働はしにくいし・・

一つ問題なのは、女性は稽古袴着るとトイレの時大変。紳士は前開き作ればいいけど、女子はいちいち全部脱がねばならん。

FB経由で軽袴でええんじゃう?と教えてもいただいたが、一遍本式で作らないとどこがポイントか分からんので最初は従来どおりの形で考案。履いてみてから、略式で現代生活に対応した上下をデザインしたいなと妄想してます~