ブロク更新しておらず、すみません。あっという間に11月。。

先月開催の東京青山での吉田美保子さんの展覧会にお越し頂きました皆様、ありがとうございました。ギリギリ納品で全く写真撮影出来なかったコラボ鞄の新作、完売しました。ほんま有難いことです。

吉田さんのブログで、展示前記録撮影していただいた写真にて、鞄のデザインが確認出来ます。→コラボレーションの鞄

吉田さんはこの先あちこちで展示会予定されてるので、引き続きコラボ鞄も出来次第、一緒に展示販売させて頂く予定。さすがに11月の展示には間に合わないので、おそらく来年1月になると思います。3点ぐらい上がるかな?

実は10月からパートで週半分、お勤め始めてまして。普通の会社が新鮮。。どんな人生送ってんだよ、って言われそう(汗)。連日PCの画面を見つめる日々。又、不要?にスキルを溜め込んでます。建築系CAD二種(オートキャドとヴィーナス)とイラレいじる作業なんぞしとります。

新しく立ち上げた洋裁初心者手作りガイド、ナカナカ記事更新できてませんが、じりじりと書いてはおります。→洋裁初心者手作りカイド

で、連日超忙しいことになっとりますわ。

さて、今後の発表予定。

また予告を正式にしますが1月24日(金)〜26日(日)に、母・善林ひろみの裂織りの服の新作の展覧会を京都でします。今回は「裂織りとは?」を含め、説明のパネル展示もしようと計画中。この設営とか演出とか宣伝とかをこれからせんならん・・という状況に。

SDGs(持続可能な開発目標)があちこちで取り沙汰されておりますが、母の仕事は本当にそのものズバリ。ただ布を再生させているだけではなく、新しいありかたとしての何かを感じさせるものになってると思います。

裂織りは元々ボロ織と言われてましたが、彼女の作品はただ単に布が勿体ないからリサイクルする、というレベルの仕事じゃないです。身内だし自分の母だからこそ、なんやかんや言いたいこともありますが、この服としての完成度の高さ。凄いです。奇をてらう方向ではなく、今すぐ着たいものを作っているところなど、本当に実力が無いと出来ないこと。そういう点で作家として尊敬してます。元々織物の仕事は生半可な姿勢では出来ないもの。40年の織手としてのキャリアあってこそ出来る作品群、ほんま凄いと思いますわ。

もう気晴らしに消費する事が前提とか、ステイタスを示すためのファッションとかから、本来の形とも言える身内の為の手仕事の時代に戻っていくような予感がするのよね。今回の展覧会では私も少し作品を出すかもしれませんが、どちらかというと母の作品をどうみせるか?を中心に展覧会を企画すること自体を作品にしたいと考えてます。

会期は丁度旧暦の大晦日〜正月なのですよ。2020年は特別な年になりそうですよね。その新年を祝う形に出来たらいいな~と思ってます。先ずはこの三日間(1/24-26)のいずれかの日、予定あけといてくださいね。