天気予報は晴れなのに、空曇天。今日は畑に行くつもりなのだが。。

以前から書こうと思いつつ、放置してきたことをちょっと小出しにして行きたいと思う。というより、書きながら考える感じ?

最近思うのは、日本には実際のところリーダー不在。

そしてとても残念な事に「みんなの合意形成をするやりかた」そのものが無いし、場も無い。あったと思っていた地域社会、そんなものはもう無いのだ。だから、信じられないような政府・政治の状態になっているのではないか。

人を指す指先は、自分自身にも向いている。

なんてことはない今の日本政治のあり方は、私たち自身の世の中に対しての有り様の縮図である。

途方にくれるような感じだ。

昔、母が「みんながいっている」という度に「みんなって誰やねん。TVの言ってることやろ」とツッコミをいれていたが、この虚構「みんな」ではなく、リアル「みんな」の話である。

周辺を見渡してみよう。今や、大多数であった家族構成(核家族で子ども2~3人のサラリーマン家庭)が大きく変化し、シングル又は夫婦で共稼ぎで子どもなしが思った以上に多数。

大人になったら生計のための仕事以外に、自分の属する地域社会の仕事も平行して担うもの・・という事さえ知らない人が多い。

かつては結構「専業主婦」達が地域の仕事を担って来たし(子ども・学校関係と本人たちは思っていたから認識していないかもしれないが)、大体地域密着型の自営の人達が分担してきたから、「やりたい人がやれば」といった感じでも回っていったのであろう。

しかし、ここへきて凄い勢いで高齢化。である。

地域の仕事を担っている中年世代は疲弊している。

30年くらい前から役そのまま継続の人も居る。という驚くべき話も耳にするが、街だしエリアに人が居ないわけではない。そう、繋がるきっかけが無いのだ。多分マンション住まいの独身中年層はそんな仕事があることすら知らない。

今までは「こども」関係で地域の人と繋がっていく事に必然的になったのだが、子ども居ないし地域社会に入りようも無いし、ただ面倒くさいし別にいいか。

で、まさに「隣は誰が住んでいるんだろう」状態(私も。実は全くお隣さんと遭遇しないのだ・・驚くが)。煩わしい近隣の人間関係を排除した代償に、我々は地域社会構成のベースを失ったのである。

単純に知り合う機会がお互いに無い人が沢山、同じエリアに住んでいる。。

それが、ベーシック。これが現状である。

リーダー選出も何も~~ どこから始めたらいいんでしょうかね?