昨日、から始まっていたのに、記述が遅れました。わが母、裂き織でここ十数年作品作ってますが(主に服)、今公募展に入選した作品が新宿で展示されているらしい。

裂き織の業界もどうなってるんだかサッパリ分かりませんが、最近は彼女、「裂き織の今」という団体に所属しているようだ。タペストリー作家から服飾系の人までいろいろいて、かなり楽しそう。母もこの道40年であるが、なかなかキャリアのある人が所属しているみたい。こんだけやってると、あちこちで知り合いになって「何々さん」とか凄い人の名前を平気に言ってたりしてビックリする。

織、10年やってスタートライン・・ていう非常に地道な世界なだけに、かなり根性いれないと取り掛かれない。布好きの方、是非見てやって~~ もう母も歳だし、今後益子での作品展をすることはまずなさそうですが、ますます作品自体は進化してます。

いろいろあって、展示会場は新宿のスペースゼロ(全労済ホール)に急遽変更になったようだが、出たついでに寄れる場所とあって結果としてよかったように思う。

勝手に画像引用も問題があると思うので、団体のHPをリンク。こちらでどんな感じかは確認を。

→裂き織の今HP

チラッと電話で聞いたところによると、去年から開発した新オリジナル技法・ハーフバイヤスを使った作品を出しているらしい。昨年の西陣で発表した作品の中から、同じ技法の服はコレ。

裂き織・善林ひろみ作品

バイヤスに着物地をカットして、織り込んでいくという・・考えただけで気が遠くなるような作業、コツコツやってます。(しかも染めは天然染料)

母の作品群は実は私が預かっているんですわ・・ということで、実は大体のものは京都にあります。写真撮り直して専用ウェブ作ろうと思っているうちに一年経ってしもうた(汗)。駄目な営業担当であるが、これから本気だして売っていかないと~~ (直売りだけです・念のため)。

内容からしたら格安で、現物見て大概の人はビックリするね。軽くて暖かく、しかもお洒落。入手に関して、興味ある人はお声がけください。