受注制作鞄の話を書くべきなのであろうが・・ 今中途半端な状態なので、もうちょっと作業進んでから(汗)ということで(someoriさんゴメン)。

先週は、風邪に翻弄された一週間であった・・・。
その前の週にもうひいていたのだが、どうもすぐすっきり経過しない。

野口整体を学ぶ身としては、風邪は歓迎。である。身体偏りが処理できなくなってくると風邪ひくのはもう分かって居るので(ご存知無い方は、風邪の効用 (ちくま文庫)をご覧アレ)、勿論わざわざ病院なぞ行かない。高熱が出たもの勝ちという感じだけど、身体鈍ってるとなかなか体温上がらんのですよ。

火曜夜にやっと9度2分まで上がる。う~ん40度まで行かんな・・と思いつつも、高熱のうちは動けるのでごそごそ作業。経過のポイントは、ガクッと下がって平熱以下の時にしっかり休む、です。

水曜と木耀午前は外出予定があったので、タイミング悪。と思いつつ必要案件のみ処理でひたすら寝る。金曜は朝からイベント主催側だったので根性で治した・・日数かかりすぎ(汗)。愉気で育った娘は3時間くらいで経過させちゃったし、本来は感染症ってそれくらいで治せるもんなんだろうな。と思いました。修行が足りない・・。

実は11月中旬くらいからずっと辰巳芳子本にはまっている私。先日辰巳芳子の野菜に習う (クロワッサンBooks)を読んで、ハッとした。

日々の料理は展開料理が基本、夕食の支度は一人で30分で5~6品用意、2~3品であれば15分かからず用意できるとか。そのかわり、週に一回しっかりと基礎料理をする。なにをおいても出汁、煮干出汁の二種。一緒に二杯酢三杯酢、胡麻たれ・ソース・和え衣など何種か。下ごしらえ済みの野菜なども。これを仕込むことにより、右から左へと食事前に何品か用意する事が出来る。こうすることによって、原稿を書く時間をなんとか作り出して来た・・。

“家事は、ハウスキーピングではなく、ライフキーピングであることを、どれほど理解していても心中穏やかではない。なれば、理性的に合理化を果たし、自分をなだめ、養う方法に至らねばならない。”

40年やってきた人の記述である。和食は出汁を基本とすることから、作れなくなっている人が多いというが、私も間違いなく該当する一人であった。味覚って基本の基本と思うのよね、いのちを繋ぐ根幹ですから。

で、娘が生まれた当時にやりかけて脱落してたんですが、出汁いずれかを常備。をスタート。今回の風邪ひき状態には、実際かなりこれで助かった。毎朝どんなに体調悪くても弁当つくらんとあかんし。

冷蔵庫・冷凍庫頼み生活。というのと如何折衷案を生み出すか。という課題は残るものの。やりながら、出来るように自分のスタイルを構築するしかないな~

ウメちゃんファームさんのお野菜をはじめ、食材は多分かなりクオリティの高いものを常食してるので、戴いている命を全うさせないと。と思う。

日々、研鑽です。