zisoku.com的食生活の手引き2(ステップ4・5・6)


2011年の震災後に京都に移住してから2年くらい、模索しつつ自分で検証実践して今では自分のライフスタイルの基本となっている食生活の形を参考までに記述します。

本ページではzisoku.com的食生活の手引き2として、手引き1の続きの4・5・6を順に紹介です。

ステップ4・合理的なマクロビオティックの考え方を知る

ステップ5・ローフード・発酵食などの知識も取り入れる

ステップ6・農薬の危険性を知る

ステップ4・合理的なマクロビオティックの考え方を知る

今回は、マクロビオティックの基本(概略)をさらっと紹介してみたいと思います。
ちゃんと勉強したことがある人からすれば、突っ込みどころ満載の記述になりそうですが、そこは御指摘いただければこちらとしても助かりますのでご連絡下さい(笑)。

先ず、マクロビの考え方を紹介するメリットを上げると、

1・料理に関する考え方がシンプル・合理的になる

2・生ゴミが極端に減る

3・食材にお金をかける利点が理解できるようになる

等々、シンプルライフ的な生活にはやっぱり欠かせない、ベースになる考え方ではあると思います。
ただし解毒作用が強いので、3~4年継続すると体の中のミネラルが排出されすぎる傾向があちこちで言われてますので注意下さいね。又、完全ベジになると女性の方は一時的に月経が止まったりすることがあるそうです。それだけ体にインパクトがあるということですね。
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マクロビオティックは、玄米を中心とした菜食主義の食事法です。

動物性のもの(出汁に使うカツオや雑魚なども)は一切使用しません。
食材を陰陽に分け、全体のバランスで中庸になるのを良しとします。

例(基本、地面地球の中心に向かって生える植物は陽・地表から太陽に向かって生える植物は陰)

極陽<塩・梅干
陽<人参・牛蒡・大根・肉類
中庸<玄米
陰<大豆・白米・葉物野菜・夏野菜(トマト・ピーマン・茄子)
極陰<砂糖・添加物

陽の力が強くなる夏場は陰の植物を食べ、陰の力がつよくなる冬は陽の植物を食べて身体のバランスをとります(旬のものを食べる)。
丸ごと全体を食べるのを重要視し、皮をむかないで食べられるものはできるだけ丸ごと調理します。
(人参など、葉の付け根だけ「輪」状にくりぬいて調理)
マクロビ的人参の下ごしらえ出汁は、基本昆布だし(たまにプラス干椎茸)に野菜そのものからでる味のみ。野菜は出来るだけ農薬不使用で作られたものを利用して、料理します。
娘の通う幼稚園の給食室はマクロビなので調理の仕方をみていると、一度ごま油で全体を炒めてからスープにする又は味付けをして煮物にするというパターンが多いように思います。

何でも一度火を入れることが多いのが、マクロビの特徴ともいえます。

料理の下ごしらえが簡単(皮をむかないので)、一般に野菜は皮と身の間に一番栄養が詰まっているのでその部分を効率的に食べられる良さがあると私は思ってます。
興味がある人は、本等沢山ありますので是非勉強してみて下さいね。

ステップ5・ローフード・雑穀食・発酵食などの知識も取り入れる

野口整体に対するスタンスもそうなのですが、「●●道」を極めることは楽しいですがそんなに重要でもないと私は思ってます。バランスをとるやり方はいろいろあるので、いろんなことを常に吸収できる状態でいたいな、と思います。いつも間逆の理論でも一度は耳を傾けられる状態でありたいですね。

マクロビというと、やりすぎて間逆の「ローフード」に行く人が多い印象が私の中にあります・・実は「ローフード」は勉強したことが無いのでここに書くほどの知識も無いのですが、何でも加熱するマクロビと違って基本生のままで食べる(笑)。
同じように菜食ですが、ココナッツオイルとかナッツとか日本では珍しい食材を多用するといった夏向きの印象があります。酵素は沢山取れそうなので、又機会があったら学びたいなと思っているところです。

後は雑穀(あわとかひえとか)を食べるのも、数年前にかなり流行りましたね。
「つぶつぶ」といった愛称で料理WSをして有名な方も居られるようですが、一応「種」ですので玄米と同じくちゃんと浸水したほうが良さそうです(夏半日冬一日)。
たまに私も料理しますが、肉の代わりというより一つの食材として捕らえた方がしっくりくるなと思っているところです。

ここらへんを経て、気になるのが「発酵食」。
発酵食が放射能に効果があるという話は、チェルノブイリの原発事故後の被爆者支援の実践の中から証明されてきた事実でもあります。

私、糠床がなかなか上手くいかないのでどうしたもんだか、なのですが結局伝統的なものに回帰するような気がしてます。長く引き継がれてきた人類の智恵ですね。実はマクロビの人が肉の代わりのように多用する大豆は、そのままでは非常に消化しにくく「リーキーガット」と呼ばれる胃腸には負担の多い食べ物。昔の人はそれを良く知っていて、味噌や納豆に加工したんだと思います。

今自家製酵母など発酵させるのが流行って居るのを見習って、学び中です。自分で使いこなせるようになったら又皆様に公開していきたいと考えているところです。

ステップ6・農薬の危険性を知る

皆さんは「発達障害」を御存知でしょうか。
脳神経科学者の黒田洋一郎氏によると、農薬をはじめとする化学物質は低用量でも赤ちゃんや子どもの脳発達に影響を与える事が分かってきたそうです。

ADHD(多動症)、LD(学習障害)、アスペルガー症候群、高機能自閉症などいわゆる注意力が散漫で落ち着きが無い症状を抱える子どもたちが急増しています。
数年前、一部メディアでも騒がれましたね。最近のデータから見ても小中校一般学級の自閉症は2.6%、これは昔の0.1~2%に比べて非常に高い数字でここ数十年で10倍くらい増えているそうです。

発達障害を簡単に説明すると、脳発達の途中である神経回路の形成だけが阻害されて特定の行動が上手くできない。しかしアスペルガー症候群などは他の子どもより成績がいいこともあるらしく、発達障害の診断は非常に難しいらしいです。

ある病気にかかったり、かかりにくかったりするというのは遺伝子で決まるのですが、大事なのはその人の育つ環境が病気の発症に大きく関わるということだそうです。
ですから普通の遺伝子を持っている人でも環境が悪いと発達障害になることがある。遺伝と環境の相互作用が重要だそうです。
脳の発達は非常に複雑ですが、実際に子どもの脳が発達する段階では元々持っている遺伝子が順序良く神経回路を作る時(遺伝子発現)、農薬などの環境科学物質が進入して変化を及ぼし遺伝子の働きを変えてしまうと発達障害を起こすということらしいです。

自閉症や発達障害、切れやすいとかひきこもりなどおかしな子どもが増えている原因は環境科学物質汚染が原因ではないかと言われ始めていて、その証拠が多くの研究者によって集まって来ました。
発達障害を起こす可能性がある化学物質は有機水銀を含む重金属・有機塩素化合物(PCB/ダイオキシンなど)・有機塩素系農薬(DDT)・有機輪形農薬・ネイニコチノイド農薬などが考えられるそうです。
特にシナプス形成が盛んな胎児期~1歳くらいの時期は障害を受けやすく注意が必要です。

2010年くらいから有機リン系農薬を低濃度でも摂取した子どもはADHDになりやすい・知能の発達に差が出るという論文が立て続けにでて、日本ではあまり言われませんが今や世界的に農薬が子どもの脳に危ないと言う認識が一般化しているそうです。
又2012年のデータですが広汎性発達障害の有病率の国別データを見ると、一位韓国・二位日本・三位イギリス・四位アメリカ。これは単位面積あたりの農薬使用量と一致している。
直接因果関係が証明されたわけではないですが、恐ろしいものを感じませんか?

農薬は主に昆虫を狙って作られる毒ですが、ヒトと昆虫の神経系は基本的に同じ。使っている化学物質というのも同じか、もしくは大変よく似たものらしいです。
農薬の毒性にはすぐ症状が出てくる「急性毒性」の他に、「遅発性」又は「慢性」といわれるものもあるらしく、増え続ける癌などへの影響も疑われますが因果関係は証明しようもありません。

今ネオチコイド農薬などの危険性の認識はヨーロッパでは広まり規制が始まっているそうです。日本は野放しの状態・又は逆に規制を緩くしようという方向ですが、先ずは予防原則が大変重要と思います。先ずは自分が「何を消費するか」というところから、世の中を動かしていくしか無いのだと思います。

かなり無理やり圧縮してまとめましたが、大本の黒田氏の講演録がありますので、より詳しく知りたい方はこちらをお読みになるのが良いと思います。

化学物質問題市民研究会10周年記念講演会・講演録「脳の発達と化学物質子どもの脳が危ない」黒田洋一郎さん(東京都神経科学総合研究所)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/kouza/kodomo_060512_060616.html